2024/08/15台風前夜の準備
台風前夜という事で、ビオトープ周辺に散らかっている飛ばされそうな物を全て片付けた。
ビオトープの水際部分にはヌマガエルが潜んでいた。
本種は侵略的と言っても良いほどに拡散した国内外来種なので正直歓迎はできないが、あまりにも無垢な表情でこちらを見つめてくるので、いつもどこか憎めない気持ちになってしまう。
ミクリの苗を置いている容器を動かす事は難しいため、風で倒れそうな小型鉢だけを倉庫に移動させる。
その際、成熟した種子の回収も行なった。
栽培中の白ゴーヤーも地面に落ちてしまう恐れがある物は全て回収した。
果実に繋がる茎が丈夫なので台風による落下の可能性は低いとも考えたが…念には念を入れて回収する。
どうせ外に出るのも難しいので、明日の食事にする予定だ。
オオヒラタトックリゴミムシ飼育容器の水換えも行なった。
水換えの際はプラケース内を水で満たしつつ、蓋でザルのように水切りを行う方式を採用しているが、これは大雨による水没をイメージしている。
本種はゴミムシの中でも特に水際スレスレを好む。
そのため、ちょっとした雨で水没してしまうような場所で発見される事が多く、飼育容器内を水で満たすと水生昆虫さながらに水面を泳ぎ、まるでゲンゴロウのように尾端と鞘翅を水面に掲げる。
腹部と鞘翅の間に空気を溜めているのだろうか。
潜水して外敵から逃れようとする場面も多いので、本当にゲンゴロウのような呼吸方式が採用された生態なのかもしれない。