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【留学報告35週目】 「プレゼントよりも、思い出と体験」

今週の思い出には、数日早い誕生日関連の出来事を三つ書かせてもらいます!

一つ目は、誕生日会に誘ってもらったことです。
3週間前に友達になったDrewの誕生日が今週あり、自分の誕生日も割と近いという理由で、今週、小さな合同誕生日会が催されることになりました。Drew君の奥さんのEmmaさんがお手製のケーキを作ってくださり、皆で談笑しながらおいしくケーキをいただきました。その後はカードゲームをするなどして、より交流を深めました。

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COVIDによる長時間の室内生活が影響したのか、それとも自分の性格上の問題なのかはっきりしませんが、最近、自分が内気だと感じています。なぜなら、大人数で話している時、話に入るのが億劫になり、常に遠くから眺めているだけになっていたからです。ただ、今回の合同誕生会では、「何を恐れているのだろう?何を自分は失えるの?」という姿勢で話に参加してみたら、思いのほかスムーズに会話に入れたため、「全ては自分の気持ち次第なんだな。」と改めて痛感しました。と同時に、自分は英語という壁を強く意識しすぎるあまり、「性格に伝わりやすく、うまくしゃべらなきゃ!」と気負いすぎていたんだとも感じました。英語を話すことに心のエネルギーを使用している感じで、言語を話すことの面白さを見失ってしまっていたんだと思います。うまく話せたら、それに越したことはないでしょう。でもそれはそれ、自分は自分なんだ。もっとリラックスして「多少のミスは聞き手がどうにかしてください!」と考え、交流することに価値を置くことこそが自分には必要だと振り返れた貴重な思い出です。

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二つ目は、少し早い誕生日ギフトとして友人に散髪をしてもらったことです。
前回の投稿で、Gabeに散髪してもらった投稿をしましたが、今回はLeeに行ってもらいました。彼はGabeよりも更にテクニシャンらしく今回自分の誕生日祝いとして特別に髪を切ってくれました。長さの違うバリカンの刃を何度も変え、さながらプロの理髪師のように私の髪を整えてくれました。(自分がLeeと似た髪形をオーダーした結果、写真のような活かした髪形に仕上げてくれました(笑))今まで誕生日には、ゲーム・本・お菓子など「物」をもらってきました。しかし今回、Leeが時間をかけて提供してくれた「散髪」という体験型のプレゼントは「物」とは一味違う、自然と笑顔になれ、心に深く残る最高のギフトだと感じました。この感情変化を通し、誰かの誕生日に物を買って渡すだけで終えていた自分を改め、自然と笑顔がこぼれる最高の時間を提供できるような人間になりたいと思いました。

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三つ目も、これまたちょっと早い誕生日ギフトとしてNathanにAshevilleへ連れて行ってもらったことです。
Ashevilleは大自然に囲まれた雄大な景色が見れるノースカロライナ州最大の観光地です。今回は二泊三日、NathanとAshevilleへ旅をしてきました。初日は天気に恵まれず、予定を変更してBurnsvilleという下街を探索したり、早めにキャンプ場に入ってテントを準備したり、川でビールを冷やしたり、夜ご飯の準備をしたり大自然を肌で感じました。

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二日目は初日に比べると天気は良かったのですが、それでも雲が厚くかかっていました。正直、「良い景色は見れないか…」と半ば諦めていましたが、車でキャンプ場から移動して少し経つと急に日が照りだし、厚い雲が空を流れ、青空が見えだしました。晴天というわけではなく、雲が少し残っていましたが、これはまたこれで、とても幻想的な景色でした。Nathanのスケジュール管理のおかげでCOVIDによる観光場所の人数制限にも引っかからず、最高のタイミングで幻想的な景色を心行くまで堪能することができました。まるで日本のジブリ作品「天空の城ラピュタ」を連想させるような光景でした。

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そんな素晴らしい体験をした後、夜はNathanの知り合いDarronさんと一緒に焼き魚が有名な店に夕食を食べに行きました。Darronさんはキャンプ好きで、通常のトラックを改造しキャンピングカーのような快適に生活できる空間を荷台部分に作り、週末頻繁にAshevilleを旅しているとてもアクティブな方でした。見た目と相反して年齢は40歳を超えており、第一印象にはビックリしました。Darronさんと会話する中で私は、自分の心からやりたいと願ったことを思う存分やり切る決意の固さを刺激としてもらいました。Ashevilleでの旅行は私が忘れていた自然との共生を思い出させてくれました。パソコンでの動画視聴や、ネット記事を読んだり、SNSをチェックしたり、現代文化で楽しめる点は計り知れません。でも、今回の自然の中での生活は、現代のそれとは異なる、心が解き放たれるような楽しさを経験させてくれました。Nathan本当にありがとう。

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次に「アメリカで気づいたこと・読者に役立つ情報」のコーナーについてです。
今週のテーマは「H-MART」です。
名前をご存知の方もいるかもしれません。なぜなら、この食料品売り場はアジア圏(特に日本、中国、韓国)の商品が膨大に置かれているお店からです。アメリカならどこにでもあるわけではないようですが、チェーン店なので探してみれば、旅行中、皆さんも見つけられるかもしれません。店内には日本のビール、日本酒、お菓子、納豆、海苔、刺身、餃子など幅広い商品が備え付けられていました。値段は当然、日本での販売価格より1.5倍近く高いですが、アメリカにいても日本の味が堪能できるのはうれしいですよね。自分はホストファミリーに日本酒を厳重にラッピングしスーツケースに入れて持ってきたのですが、ちょっと無駄だったかもしれないと感じてしまいました。なぜなら、アメリカでも日本の飲料や食品は手に入ることを知ってしまったので…(不幸中の幸い、私が持ってきた日本酒はH-MARTには置かれていませんでした。)こんな思いをしないためにも、アメリカの友達にお土産を持ってくる際は、飲食物ではないものを私はおすすめしたいです。
アメリカに来て、油物の多い料理に耐えられなくなる時は、日本人なら誰でも体験すると思います。そんな時こそ、H-MARTを探してみてはいかがでしょうか。

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最後に「自炊」コーナーで終わります。
第3回の今回は「鍋」です!
汁を残して具を変えることで、一回の鍋でたくさんの食材を堪能できますし、煮ることで通常よりも多くの野菜を摂取できます。少し寒くなってきた今こそ食べたくなりませんか!?
おすすめはエバラのキムチ鍋です!(笑)

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以上が今週の投稿です。
それでは皆さん、今週も良い一週間を!

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