いつかやりたいことをタスクシュートで実現する方法【ユタカジン】
タスクシュート認定トレーナーゆる担当の「ともりん」です。
この「ユタカジン」はタスクシュート協会が公式に運営するnoteマガジンです。「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマに協会の認定トレーナーが記事を繋いでいくマガジンになっています。
現在 月1回のペースで書かせていただいています。
みなさん、「いつかはやりたい」と思っていることって、ありますでしょうか?思い起こしてみると、普段忘れていることも含めて、次々とでてきそうです。
今日はタスクシュートを使って「いつかやりたいことを実現する」ことについてお話したいと思います。
いつかやりたいこと
タスクシュートの生みの親である大橋悦夫さんと、ビジネス書作家の佐々木正悟さんが開催するオンライン講座「スピードハック研究会」に参加させていただいています。
この講座は3ヶ月で1クールとなっており、毎回テーマをもとに進んでいきます。9月から開催中の第55期は、タスクシュート認定トレーナーのまるさんが講師を務める「いつかやりたいことを今すぐ始めるためのタスクシュート実践講座」になっています。
毎週メルマガと講義動画が配信され、オンラインでフォローアップ会も開催されるので、毎回とてもためになっています。
今回のフォローアップ会の中で、今期取り組みたい「いつかやりたいこと」を共有するワークがありました。
私がピックアップしたのは以下の3つです。
1.1ヶ月の残業を0で終える
2.岩手花巻の宮沢賢治美術館に行く
3.都内のアンティークショップを見てまわる
やればいつでも着手できそうなのに、これまで何らかの言い訳をつけて「今は無理」とか「いつでもできるので急がなくていい」と先送りしていました。でも、今回ワークでみなさんにシェアしたことで、ようやく実行意識が高まりました。
この3つについて、タスクシュートを使って今期の実現を目指すことにし、ようやく先月2.の「岩手花巻の宮沢賢治美術館に行く」が実現できました。
タスクシュートで「いつかやりたいこと」を実行する方法
タスクシュートで「いつかやりたいこと」を実行する方法ですが、非常にシンプルです。
とにかく1つタスクを作成しスタート
「旅:賢治記念館」というタスクにし、数分で終わる軽めの内容をちょっと実行する。リピートタスクに設定
タスク実行後、「旅:賢治記念館」をセクションなしの毎日のルーチンタスクに設定する。毎日ちょっとずつ進行
気づいたことやできそうなことをスキマ時間に少しずつ実行する。
「なんだ。そんなこと」と思われるかもしれませんが、何事も最初の一歩を踏み出すことが重要なんですよね。かつ、このハードルが一番高い。そして目標達成途中で断念してしまったり。わかっているのに、やることが沢山あると思うと、なかなかが踏み出せません。
なので、めんどくさい作業は考えずに、まず最初は簡単なことから。
考えてみると、「花巻」という地名を知っているだけで、実際岩手県のどのあたりに位置し、どんな交通手段を使えばよいのか、さっぱりわかっていないことに気づきました。
そのため、まずファーストタスクとして
1.花巻の場所をGoogleマップで確認
を実行しました。
その後はセクションなしのルーチンタスクにしたので、毎日否が応でも真っ先に目につくようになります。
やることを思いついたら、可能な時間に少しずつ実行していきました。
時間が取れない日があっても、少なくとも意識して次に何をすべきかを考えるようになったと思います。
2.花巻観光協会サイトを確認
3.宿泊場所を予約(宿泊予約サイトでお手頃な価格で予約)
絶対に行くために、宿泊場所だけ真っ先に決めて予約しました。
そうすると、もうほぼ自分の中で実施は決定です。その時期突発的なことが発生し、忙しくならないかの心配もあるけど、もう前に進むしかありません。
4.自宅から花巻までの交通手段を決定
行き:深夜高速バス(1日を有効利用できる早朝到着便のチケット購入)
帰り:新幹線(新花巻駅から途中仙台に寄り道するため当日購入)
5.Googleマップに宮沢賢治リスト作って関連する場所をお気に入り登録6.花巻駅から宮沢賢治記念館までの交通手段を確認
コミュニティバスを使うと、関連施設・博物館の入場無料チケットが得られることを確認
7.「駅からハイキング」アプリをインストール
JR東日本のサイトで、駅からハイキング&ウォーキングイベント「宮沢賢治ゆかりの地めぐりコース」を発見。
当日花巻観光案内所に行けば予約なく参加できることを確認。
8.花巻・仙台の名物とお店をチェック
花巻:宮沢賢治ゆかり料理 山猫軒
仙台:牛たん炭焼 利久
「ローマの道も一歩」からですね。
タスクシュートが一番ハードルの高い「はじめの一歩」の踏み出しを後押しし、様々な面倒な作業を毎日のルーチンで少しずつ進めることをサポートしてくれたおかげで、気づいたら実行できていました。
1ヶ月半の間に少しずつ進めていく中では、思いもよらぬ発見があったり、旅までの過程自体が楽しかったです。
ちなみに旅の間はデジタルデトックスも兼ねて「タスクシュート手帳」を中心に使いました。
タスクシュートは紙とペンがあれば簡単に実行できます。
特別に「タスクシュート手帳」のα版を使わせてもらっていますが、デジタル版と同様にルーチン・プロジェクト・レシピなども使えるように工夫されていて驚きました。
やはり手書きならではの良さがありますよね。気持ちがストレートに文章や文字に現れます。どこでもすぐ取り出して記録できるし、充電切れの心配もありません。
手帳の商用化の検討も進んでいるようで楽しみです。
最後に旅の思い出の写真を少しだけ共有します。
宮沢賢治記念館では、賢治が科学・文学・芸術・音楽・宗教・音楽に深く精通し、自分顧みず人を助ける利他の精神の人であったことを実感しました。そして、きっとタスクの多面指しの人だったに違いありません。
花巻市の至るところに賢治の童話に由来するような標識があったり、ベンチがあったり。大好きな宮沢賢治の世界観にどっぷり浸れてとても充実した旅行でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
タスクシュートとは