タスクシュートゆる活日記(19) ネガティブ≠否定的
年末年始の想定外な出来事
昨年の年末12月30日に成田発の早朝便で故郷の熊本に帰省予定だったが、対象便が「欠航」であることに直前で気づいて愕然となった。
当日他の熊本行きの便は全て満席。でも隣県の福岡便に「残り一席」の空きを発見し、急いで窓口で変更してもらい、どうにか予定通りの日時で帰省できた。
帰りも同じ航空会社の成田行きの最終便だったが、今回は到着機遅れのため熊本を1時間遅れて出発。こちらも到着後スタートダッシュで終電に駆け込み、最後はタクシーを乗り継いで、どうにか当初の日程で帰京できた(所要時間や予算は超過したけど)。
以前なら欠航に気づいた時点で「この時期に何で!」とただ憤ったり、代替案が浮かばず動転したまま自分の選択誤りを責めるばかりだったと思う。 でも今回は最適案かどうかは別として思いの外落ち着いて切り抜けたし、この経験を話のネタにしゃべりまくっている自分にちょっと驚いた。
ネガがティブとは?
ここで思い出したことが1つ。年末ジムのレッスンで、先生が「次の動作はネガティブになります」っていったこと。
「ネガティブ」?一瞬聞き間違いかと思って質問したら、筋トレの正式用語だった。「ネガティブ動作」というのは、下ろす動作のことを指し、筋肉が伸びていく動きになるとのこと。そして「ネガティブ動作」もトレーニングの重要な一環である。
「ネガティブ」という言葉は「否定的」とか「悪い」っていうことだと思い込んでいたけど、別の意味があったのだ。そういえば写真で「ネガ」と「ポジ」って聞いたことがある。被写体の明暗が実物と同じなら「ポジ」、反転している場合は「ネガ」ということらしい。
また、重大な病気の症状がある場合に「ポジティブ」、逆にない場合に「ネガティブ」という言葉を使うこともあるそうだ。
「ネガティブ」=「否定的(よくないこと)」、「ポジティブ」=「肯定的(よいこと)」だと思い込んでいたけど、常にそうではなかった。
想定外の出来事に対する変化
タスクシュートについて理解する学ぶは、何か失敗や想定外のことが起こると、「ネガティブ」なこととに捉えていたけど、最近はちょっと変わってきたのではないかと思う。
まず、想定通りに1日が終わるってこと自体がほぼない。
むしろ何かしら想定外のことが起こる方が通常なのだとわかってきた。
またその時「よかった」と思っても、未来永劫そうとは限らなかったり、逆に「よくない」と思ってたことが後で思わぬところで生きてくることもある。その瞬間だけで「ネガティブ」「ポジティブ」と決めつけず、ありのままを受ける入れた方がよさそうだと思った。
今まで常に事象について「ゼロ」か「イチ」か、「成功」か「失敗」かで考えてたけと、そうじゃないって思いはじめた。もっと物事を落ち着いて、ありのままに受け止め、対応できるようになりたい。
このように考えが変わったのはタスクシュートについて学んだ成果ではないかと思う。想定外のことが起こると、心乱され、自分に対しても常にダメ出しを行う「ネガティブ攻撃」を繰り出し続けていたため、自己肯定感は常に低いまま、疲労状態が続き、何も新しいことを生み出せていなかった。
いまは予定外のことが起こっても、「ま、いいか」とちょっと気楽なり、自分を許してる気がする。自分にやさしくなると、相手にも同じことを求めず、穏やかに対応できる。
何より、自分自身がとても楽になったのを感じる。
年末年始に起きた想定外の出来事(帰省ルートの強制変更やノートPCのACアダプターを持参し忘れ)も、このシチュエーションをどう収束させるかに注力できたと思う。
今年も想定通りにいかないことが多発するであろうが、その中で、多くの新しい出会いと経験、発見を、少し楽しんで待ちたいと思う。
タスクシュートの新図を学ぶにはマスター講座
このような心境の変化の源となったタスクシュートの理論・実践をより深く学べるマスター講座が2028年1月28日に東京浅草でオフライン開催される。タスクシュートの真髄を1日で学ぶことができる講座となっている。
講師は昨年講座をご一緒させていただいたタスクシュート認定トレーナーのうさぼうさん。タスクシュート歴が長く、タスクシュートの考え方を生かしたプロジェクト管理についても経験豊富な方です。
仕事・プライベートを選ばず、どんなプロジェクトでも間違いなく完了させると思わせる着実な計画力&実行力とメンバの特性を引き出し、成長させる包容力を併せ持ち、周りで「PL・上司になって欲しい人No.1」と思われててるうさぼうさんが、ご自身の経験を元に1日でわかりやすく教えてくれるセミナーとなっている
タスクシュートについての本当の考え方と実践方法を学びたい方、自己肯定感をアップしたい方、タスクシュートを様々なプロジェクトに活かしたい方に是非お勧めしたい(詳細は下記のリンク参照)
タスクシュートとは
うさぼうさんのタスクシュートマスター講座
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?