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2024年に観た映画記録・前半

新作よりも再上映ばかり観た年でした。
公開時に観れなかった古い作品を、スクリーンで観れる。
それが東京の醍醐味なんですよねぇ。


1月4日
「暗殺の森」池袋新文芸坐

このダンスシーンをリスペクトした漫画がありまして。
興味を持っていた作品。
独特のカメラワークに、映画における無限で夢幻の可能性を
感じられました。



1月20日
「映像制作実習」早稲田大学大隈講堂

昨年と同じく寒かった。 無料の布のカイロに感謝でした!

子役の役者さんたちがお洒落さん服で なんだか微笑ましかったです☺️
お菓子おいしくて良かったね。お疲れ様です。

「王様にズボンを」 滑稽なピアノの音の変化が人物たちの
心情変化に思えた。 ラストシーンが小さな勇気。

「藍の底」 海を通して食を通してつながる関係性。
思春期のミコトくんの拙さから無邪気さへの過程が印象的でした。

「ボケてくれてありがとう」 最も好きだった作品。セリフの削りについて 勉強になったなあ※小説を書く上で個人的に
たとえば味噌汁を飲んで微妙な顔。
だけど心に変化があり、笑って食べる漬物。
あれもおいしくはなかったんだろうな。
お札というアイテムの変化も秀逸だった。 長編で観たかった。

「未明、落ちる星」 😯毎回ある『女子高生同士の出会い』枠。
なんでいつもあるんですか?って 質疑応答のときに
聞こうかと思ってたら 是枝監督がおっしゃってましたね。
※なんでなのかしら? 特徴的な声の女の子がいることで際立ってた。
絵が良い仕事をしてて、人物たちの心まで 綺麗に感じました。



2月16日
「カサンドラ・クロス」池袋新文芸坐

感染モノであり、列車という密室劇。
ありとあらゆる災厄が膨らみ続けていく恐怖映画!

子供の頃に、テレビで観た記憶があった気がしてたんだけど
合ってた。
長い月日を得て劇場で観れた喜びがありました。



2月25日
立教大学新座キャンパス6号館2階ロフト1にて 篠崎誠監督のゼミ生たちの卒業制作を上映。 というわけで、行ってきました立教大学
「共想」で登場したチャペルの中が見れました!
「SHARING」の匂いが漂う静かな構内は 清が出現しそうで怖かったです。

母親のタイプ リビングにあるもの ベッドルームの個性 これらで世界観と人物像が変わっていく。 その違いが、感慨深いものがありました。

自身が感じたことと正反対だったり 気にしてなかった点に指摘がきたり
講評を聞くのって、こちらも勉強になります。
皆様、お疲れさまでした!

(´・ω・`)日本で最も緊張する場所は大学構内。 ※なんか別の国って感じで。 今日は埼玉の立教大学まで行った。 電車とバスは間違わずだったけど
構内が広すぎて迷子になった~っ。 ※出口に戻って窓口で聞いた




3月16日
「老人ℤ」池袋新文芸坐

池袋新文芸坐にて「老人Z」の、再上映。
発売の一週間目からチケットを買ってたぞ。
おかげで『老人Zを映画館で観る』という 夢が、ついに叶いました!♪ ⸜(*ˊᗜˋ*)⸝⋆ 濃密なトークショーも素晴らしかったです!

いまをときめく森川智之さんがモブ役の時代!
上映はフィルム! しかし未だ根強い高齢者介護問題へと
鋭い切り口を入れつつも、ハチャメチャ大騒動がメカ作品としても
見応えあり! 闘うナース、走る自転車、厚生省を舐めるなよ!w



4月18日
「福田村事件」早稲田松竹

関東大震災の混乱のなかで起きた、憶測だけでの大量殺人。
百年前の……この事件を風化させない為の作品です。

「なんのために生まれてきたんだ」というセリフが胸を打つ。



4月22日
「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」バルト9

チェロスがおいしかったので、25年も観に行きたいwww

内容としては、とにかくダイナミックだった。
かなりの人数を出して活躍の場を見せたのはお見事!

驚きの真実もラストで語られます。

正直に言えば、もうそろそろラストが見たい。
しかし、この人気では終わらせてもらえないだろうなあ。


早稲田松竹で映画を観た帰りに 後ろから
「安室透がさあ、言うんだよ、僕の恋人はこの国さって」
とか、若い男性同士の会話が聞こえてきた。笑えたw

声優降板騒動が起きたのは、その後だった。

来年からは新しい声優さんですね。

名探偵コナンは長寿作品なので
声優さんが亡くなられたりと波乱のなかで続いている。

穏やかには続けられないのが、世の常です。

無事に終わりをみるまで生きれるかなあ。



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