映画あの人が消えたが寿司屋のガパオライスだった(ネタバレガッツリですごめんなさい)

高橋文哉さん(可愛い)と田中圭さん(可愛い)の最強な組み合わせ。

「ブラッシュアップライフ」の水野格さんが描き下ろした完全オリジナル脚本作品。

キャッチコピーが
“先読み不可能” ミステリー・エンターテイメント。

これだけで十分心を揺さぶられてたところにこのお知らせが入ってきて、中村倫也さん爆推しのワイ、こいつは行くしかねぇな(キリッ)となった。

驚きと喜びに包まれながらも静かに、だがしっかりと心の中ではツッコミを入れていた。

連続シークレット中村倫也ァァァ!!!!!


8月23日より公開中の映画ラストマイルでもシークレットキャストだった倫也氏。

先日noteに感想をしたためた時にも触れたのですが、倫也さんの㊙️ご出演、ワタクシうっかりネタバレをくらってしまったんです、公開当日に…翌日観に行く予定だったのに…

だが今回は事前に倫也さんご出演の公式発表もあり、映画を観た方の感想ツイを拝見しても私が見た範囲ではネタバレしてる方が一切いなくて(皆さますばらしいですブラボーッ!!!)、本当に何も知らないフラットな状態で映画館に向かった。
大好物のめがね倫也氏を拝むという欲望満たしミッションも兼ねて。

そしてすべてを観終えた私の心の中の第一声がこれ。

なんじゃこりゃあああああ!!!!!!


思わず松田優作さんになった。
ものすごくいい意味でのなんじゃこりゃが出た。

正直、最初のほうはありがちなミステリー展開やなぁなどとぼんやり思いながら淡々と観ていた。

だが途中からブラッシュアップライフさながらの脱力コメディー路線へと急に転調し、ここから一気に水野格さんワールドへと引き込まれていった。

あんなに恐ろしムードを振りまいてたのに、なんだよただの愛すべき染谷将太やないかい。

染谷将太と猫、地面師たちやないかい。
(Netflixで観れます、どちゃくそ面白いです)

などとすっかり染谷将太さんに安心しきっていたのに水野さんはこのままでは終わらせなかった。

クソッ!そっちの染谷将太だったか……

あの顔も、あの目も、あの言動も、すべては愛すべき染谷将太の方面ではなくそっちの染谷将太だった。

コメディー編(と勝手に命名)で見た伏線回収と、すべてが明らかになった真実とでは受ける印象がまったく逆で、あまりの高低差に耳キーンてなった。

すごい……すごいなこの作品……!!!


こういう時に「すごい」しか出てこない己の表現力のなさっぷりがお恥ずかしいが、恥ずかしがってる場合ではないさらなる展開が待っていた。

うん、確かにちょっと違和感はあったのよ、染谷氏は何も発しないし高橋さんと田中さんの会話もないし。
でも場面が場面やから深く気にしてはなかったのよ。
けど“ご遺体”の一言でハッッッ!!!!!!(目ェおっぴろげ)となったのよ、なっちゃったのよ……。

ああやっぱりそうか……
イマジナリー丸子だったのか……
そうだよな、そっちの染谷将太やもん、あのまま無事に帰れるわけないよな……

本棚の本を落としてメッセージを伝えるあたり、今度はファンタジーへと面舵きったなと思っていたら水野さんはこのままでは終わらせなかった。

おいおいスパイに転生したどォ!!!


運送会社勤務の高橋文哉さんを観に行ったのに、まさかビシッとタキシードなスパイ高橋文哉さんを拝めるとは誰一人想像してなかったはず。
ファンサオブファンサやないすか。

でもこの展開は過去の丸子の発言を伏線回収してるので、観た人全員「だろうね〜(ニマニマ)」だったと思う。

しかし問題は…いや全然問題ではないのだが…むしろオタク歓喜な展開だったのだが…
つまりその、あれだ、

突如イラスト化してそのままエンドロールもイラスト化するという斬新な終わり方ええやないのォォォォォ!!!(一息)


最後の最後まできっちりエンタメ詰まってた。
エンドロールまで楽しませていただけるとは。
イラストが可愛いッ♡♡♡
田中圭さんがゾンビに転生しとるのは笑った。
水野監督の遊び心が最高すぎた。

二転三転どころではない転調しまくりだがわちゃわちゃしすぎず見やすく、水野さんらしい小ネタや緩さも挟みながら重たくならず軽すぎず、ブラッシュアップライフ同様にあちこちに張られた伏線の点と点がどんどんつながり線となり円を描いていくさまが見事で、観に来てよかったと大満足で映画館を後にした。

うっわマッッッジで面白かった!
ツイッターの感想キャンペーンに投稿しよ!


……と思いながら帰宅したのだが、私の語彙力では何をどう書いてもネタバレになってしまいそうでうまく感想をまとめることができず、キャンペーンには参加せずタグもつけずにコソッとオタツイした。

これが私の感想の限界だった……
御三方のビジュ最高としかお伝えできなかった……
染谷将太さんにゴイゴイスーのスーを差し上げたと書きたかったがそれもネタバレとなるので無理だった。
だがこのツイに一点の曇りもない。御三方最高ッ。

作中、寿司屋に行ったら……の例えがいくつか出てきたが、この作品は「いきなり大トロ食わされたかと思ったらお口直しが出てきて口ん中サッパリさせられたが結局最終的にはガパオライスだった」というか……いやその、つまりね、寿司ではなくガパオライスだったってわけよ(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)ンフー

…………て、どうゆうことや。
自分でもちょっと何言ってるかわからない。

とにかくそのガパオライス(まだ引っ張る)が想像以上にうまくて大当たりだったということなのです。
食えてよかったガパオライス。
ありがとうガパオライス。
星3つですッ!!! (マチャアキボイス)。

いやしかし本当に面白かった!!!
ネタバレせずにこの感激具合と興奮度を語るスキルは私には残念なほど皆無だったのでここで存分に語れてよかった。
noteがある世界よありがとう。
地球に生まれてよかったァァァーーーーッ!!!!!

最後に私が面白かったところやツッコミ入れたところなど、超個人的マイラブポイントを箇条書きにて。
オタクの叫びですお納めください。
時系列バラバラで敬称略ですスンマセン。
最後まで読んでくださりありがとう感謝です☻

*運送会社…爆弾…中村倫也…ラストマイル?
*確かにゾンビに転生したくはないよな
*ガテン系なのに小説書いてる田中圭に萌え
*先輩ポジ田中圭は個人的に刺さる
*後輩ポジ高橋文哉も刺さる
*表情や目のお芝居が素晴らしい高橋文哉
*配達員丸子、冷静に見たらかなり挙動不審
*まさかのキーポイント梅沢富美男(本人役)
*菊地凛子さんに「私の人選(染谷将太さん)に間違いはない」と言わせるためだけにキャスティングしてないか水野さん
*ネッコのミーちゃんの演技力
*こういう場面で登場しがちな警視庁公安
*Personal Trainer
*M呼び
*染谷将太のコメディーとサスペンスの温度差と死んだ目のすごさ
*染谷将太、間違いなく最優秀助演男優賞
*須藤に別府、寺田に梅沢、最後は相馬……!!!
*丸子の発音がちびまる子ちゃんの発音で夢久郎というファンシーな名前もラストの一言「ムクロー・マルコ」のためだったのね(漂う二次元感)
*中村倫也のめがね姿は正義
*田中圭のキャップ後ろ被りは栄養
*高橋文哉×田中圭はオタクを救う



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