ATPが2個しか作れない
半年ほど前に3日間断食をしてみました。それ以降、まぁ「出来るだけは」という範囲ですが、1日4個食べていた菓子パンをやめ、ついでに食パンのトーストもやめました。小麦を少しでも減らそうという考えで始めたのですが、大好きなサンエーのチキンカツの「衣」は無制限となっています。週に一度は市販のチョコクッキーも1〜3枚くらい食べています。ご飯は十穀米と一緒に炊いたものを3日に一度一膳ほどいただく。GI値の低いものから食べるようにこれも「できるだけ」ですが、少し気をつけています。
こんな「出来るだけ」というテキトーな食生活改善を続けていたのはもちろんダイエットが目的だったのですが、いつのまにか50年間続いていたアレルギー鼻炎が治りました。
鼻から喉にかけての部位に強く強く「痒み」を感じるので、喉と鼻を強く「くんくん」といわせる。通じてるかな?(古畑任三郎が時々、鼻をならすやつです。もっと強く長時間やります。)外出時は人の目があるのでやりませんが。と同時にくしゃみの連続爆発。毎朝起きた時。お風呂に入った時、風呂上がり時、そのほかに予期せぬ時。夏も冬も、ことが起これば強く何度も鼻をかむので鼻の周りはティッシュで皮がむけて赤くなっていました。10数年おきに「今度こそは」と毎回違う耳鼻咽喉科で1〜2年ほど通う。って感じ。こんな人生を50年間。(現在63歳)これらが減ったのではなく、ゼロになりました。
最初は健康運動指導士の津波古浩乃先生の講話でATPなる単語を聞いたところから。小太りの理由も1日5個のクリームパン生活が悪いのは知っていました。甘いものがやめられない。が、それがやめられない私は、悪い方のATP循環にはまっている!らしい!ってこと。ヒロノ先生の講話でなんとな〜くわかった。
バランスの良い食事は一食を消化活動を通して栄養素を分解して38個のATPを作る。クリームパンで作られる私のATPは1度に2個しか作られず、脳は足りないATPを欲しがる。しかも果糖はそのままATPへと変化するから時間もかからない。脳はATPの不足を感じ「今すぐ甘いものを手に取れ!それを口に入れるのだ!これで即座に2個のATPを手に入れるのだ!」と私に命令する!私はクリームパンを食べ続け、ATPを2個ずつ、何度も何度も作り続けなくてはいけないのだ。これか〜あぁぁぁっっっ!
ATPとは私たちが体を動かす時のエネルギーとなるものなのだそうです。生きるだけでも必要でしょうが、黒目を左右に動かすにも燃料は必要なのです。1回の説明では理屈が頭に入らず、サルにもわかるATP解説をyoutubeで探し回って聴講したところから、結局3日間ダイエットにつながるわけです。
今となっては糖質を減らしたからなのか、小麦を減らしたからなのか、時折行う断食で何か体から消滅したのか、本当の理由はわかりませんが、結果オーライでやっております。
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