
バーのすすめ⑤ 〜ギグ終わりの1杯〜
池袋駅東口 「BAR WOODSTOCK」
「結局のところ、人生はウイスキーとロック音楽さえあれば何とかなる。」

第5回目は、池袋駅東口から徒歩5分ほどの場所にあるロックバー「BAR WOODSTOCK」です。

店内はカウンター席が8つ、テーブル席が2つほどですが、席の感覚を広く取っているため、ゆったりと過ごすことができます。


ずらりと並んだヴィンテージレコードと木目調の暖かみのある内装が、昔から通っていたかのような居心地の良さをもたらせてくれます。
また、店内には往年のUSロックが流れており、まるでミュージシャンがギグを終えた後に1杯やりに来た気分になれます。
バーテンダーさんは寡黙な方で、テキパキと仕事をされていました。落ち着いた雰囲気を大事にされるところにこだわりを感じました。

この日は、バーテンダーさんに辛味のあるウィスキーをお願いしたところ、「OLD GRAND DAD 114」(¥990)を勧められました。
一口飲むと、ズシンと重厚な味わいが喉に届き、じわじわと辛味が口の中に広がっていきます。
同じ辛口でも、飲んですぐに辛味が出るタイプもあれば、こちらのようにじわじわと広がっていくタイプもあり、本当にウイスキーの世界は幅広いと感じました。
オールド・グランダッド蒸留所はアメリカケンタッキー州にあり、1796年にベイジル・ハイドンによって創業されました。
「OLD GRAND DAD」は、その孫であるレイモンド・B・ハイドンが1884年に祖父の業績を称え、自社のプレミアムバーボンに「オールド・グランダッド(偉大なる祖父)」と名付けたことにより生まれました。
「OLD GRAND DAD 114」は、単一の蒸留所で作られ、最低2年以上熟成させるという厳格な審査基準に基づいたストレートバーボンウイスキーです。
"114"の数字はアメリカの基準(PLOOF表示)であり、アルコール度数57%の意味で、度数は高めですが、キツさを感じさせない味わいとなっています。
参考URL:https://www.inthecask.jp/?pid=40832077

「BAR WOODSTOCK」、ロック好きの私にはど真ん中に刺さるお店でした。
ふとロックを聴きながら飲みたくなりましたら、こちらのバーをぜひおすすめします!

店舗URL:http://woodstock.red/