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バーのすすめ① 〜インテリアとしてのギター〜

「かつてみなさんはどんな大人に憧れていたでしょうか?」

行きつけのバーでしんみりと一杯飲んで帰る。

私はそのような大人に憧れていましたが、実際初めてバーに行くには勇気がいるものです。

そんな私が精一杯の勇気を振りしぼって訪れたバーを、順次ご紹介していきたいと思います。

今回訪れたのは、板橋区の大山駅近くにある「Bar 254」さんです。

ロックテイストの店内は壁にギターが飾られており、BGMも往年のロックミュージックが流れていました。

開業から11年目ということで、地元の方々に愛されているのが伝わってきます。

1階はカウンター席のみとなっており、2階にはテーブル席があるようです。

銘柄の種類も豊富で、また、感染症対策もきちんとしているので安心して入れます。

こちらの店長さんは、かつて卸し業のお仕事で日本各地を回っていたそうで、私の故郷である東北にも取引先があり、その当時のお話を色々と聞かせてもらいました。おかげで気を張らずに楽しく過ごすことができました。

また、新旧問わずロック、ジャズ、ファンクなど様々な音楽に詳しく、最近のおすすめのアーティストなども教えてもらい、とても勉強になりました。

この日いただいたのは、店長さんおすすめの「PADDY」というアイリッシュ・ウイスキーです。

すっきりとした飲み心地で、後味も癖がなくとても飲みやすいウイスキーでした。

ロックだけではなく、ストレートでも飲みやすいみたいですね。

ちなみにこの「PADDY」、元々は1779年に「オールドアイリッシュウイスキー」という名で発売されたそうですが、1882年に入社したパディ・フラハティという営業担当者がアイルランド全土にこのウイスキーを広めたことから、1913年に正式に「PADDY」という名になったそうです。

歴史に思いを馳せながら味わうのも、ウイスキーの楽しみの一つですね。

この日はハイボールとウイスキーのロック一杯ずつで、合計¥1,700でした。

チャージも¥300ほどでしたので、さくっと気軽に行けるお店です。

ぜひ、また大山に寄った際は「Bar 254」さんに立ち寄らせてもらいたいと思います!

これからも勇気を出してどんどん新しいバーを開拓していきますので、応援していただけると嬉しいです。

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