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アイクはなぜ英雄なのか?人を惹きつける魅力を解説

スマブラで登場するため、原作より有名度が高いキャラです。
そんなアイクは英雄、蒼炎の勇者と言われています。

マルスと同じようにゲームの主人公だったならそれくらい当たり前だろ!と思うかもしれません。
しかし、アイクが人気になったのは主人公だからではありません。

今回は英雄となった男アイクの魅力についてお伝えします。

アイクとは何者?

グレイル傭兵団のリーダーです。
傭兵団の名前が違うのは、グレイルというのがアイクの父親だからです。

原作『蒼炎の軌跡』『暁の女神』に登場するアイクですが、この肩書きを外すことは一度もありません!

各ゲームのストーリーについて触れるととてつもなく長くなるので、まずはこの2つの単語を知ってください!

・ベオク
・ラグズ

ベオクとは主に人間のことを指します。
ラグズとは獣に変化できる人間を指します。
↓これがラグズ

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アイクはベオクになります。
つまり普通の人間、しかも平民です。

実はファイアーエムブレムの主人公はアイクが登場するまで貴族(王子様やその血族)でした。
王女様を助けるきっかけを経て、勇者となります。

種族の分け隔てがない竹を割った性格

上記ベオクとラグズの因縁がとてつもなく大きい舞台です。
どちらかが虐げられたり、迫害されたりと共存できない世界です。

そんな中アイクは種族についてのわだかまりがありません。
耳があろうが、しっぽがあろうが、寿命が短い・長かろうが、同じ"ヒト"だという考えです。

弁が立つタイプではありませんが、このようなアイクの竹を割った性格というのは様々なキャラに影響を及ぼしました。
時には王様クラスの相手にも媚びへつらうことなく、言いたい事を伝えるなど良くも悪くも組織に馴染まず生きていくのが向いているタイプです。

現代社会においてもこのように分け隔てのない考えをすることはとても難しいものです。
だからこそ、それができる人に惹かれることがあるでしょう。

コンプレックスだと思っていることがその人にとっては魅力的に感じていたり、受け止めてくれるような存在。
そのような存在がいるだけで安心する。
まさにそれがアイクです。

純粋な強さ

人間としての強さは述べたので次はゲーム的な目線です。
アイクというキャラはとてつもなく強いです。
歴代最強の主人公です。

最高難易度をたった1人でクリアすることが可能なほど強いです。
(実際に自分は蒼炎の軌跡ルナティックの終章をアイク+強制出撃の1名でクリア)

強さの理由は色々あるのですが、純粋に強いキャラというのに憧れがあります。
スポーツでもひときわ変わったプレイができたり、とてつもなく上手い選手に我々は魅了されます。

強さというのは人を魅了する要素でもあります。

社会において強さとは、様々なパラメータで表すことができます。
メンタルの強さ、収入の多さ、務める会社の規模、勤続年数、資格の数、話せる言語の数、ピアノを弾けるまでの早さ・・・

など様々です。

みなさんにもこの強さが備わっており、それがパラメータとして存在します。
個性がない、ということはありません。
個性を見いだせていないだけです。

強さも角度を変えれば別のところで活きてきます。


スマブラ効果?

誰とでも付き合うことができる人柄、周りを巻き込んで突き進む強さという主人公であることがアイクの魅力です!

付け加えてスマブラというゲームに登場したのも人気に火が付いた1つかもしれません。
スマブラでは人柄まで見ることができませんので、ぜひ原作の『蒼炎の軌跡』『暁の女神』をプレイしてみてください!


では!


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