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介護中にイライラ・・・どうする?

ケアラーケア・セラピストのTOMOKOです。現在は、理学療法士をしながらケアラーや今後親の介護に不安をもっている方々にむけ、介護に対する意識改革とボディセラピーを発信しています。

私の信念は、自分の内側で起きていることが現実世界に反映されている。
だから、自分の世界をハッピーにする事が目の前の介護が必要な人さえもより良くなる、という事です。

さて、今日の午前中の患者様との対話からこのことをお題にしてみようと思いました。

この患者さんは、なんと104歳のお父上の介護をしています。基本的に自分の事はでき草むしりをしてしまうくらいお元気な様子。しかし、最近薬の管理ができないと・・・。そして、戦争に行き第一線で戦ってきたお父様の考え方と全く馬が合わないと・・。

その私の患者さんは膝や腰、肩など定期的に痛み通って来られます。
いつも声のトーンが強く少し怒り混じりな感情で話されます。交感神経が優位で筋緊張も高いですね。

こういった状況に陥る介護の方は少なからずいらっしゃるのでないかな、と思います。私だって、要介護の両親に対してこのような状況に陥ります。

皆さんはどのようにしますか?目の前の人は変えられない、と若干諦めや絶望的な感情がわくのではないでしょうか?

あまりにもイライラが強い時は一人の空間(トイレとか自分の部屋があれば自分の空間)で罵声を吐いてもいいし、紙に言葉にならない感情をぐちゃぐちゃに書くのもよし。

少し、落ち着いたらまず一番する事は、深呼吸です。丁寧な呼吸。
やり方も何も無視してとにかく、深く長く呼吸をしてみて下さい。

そして吐く息とともに全身の筋緊張がゆるんで行くこと、胸郭の可動性が少しづつ拡大していくこと、眉間に集まった力がゆるむところ、首から肩にかけた重みが外れていく所を感じながら1分でも良いので呼吸をしてみて下さい。

私は、昔この呼吸さえできなかったです。呼吸してても、頭の中は、こんなゆったりしたら、もっと状況が悪くなる、と思い呼吸しながら心も筋肉も緊張してる(笑)感じでした。

見えない世界(波動の世界)からすると、自分が緩むんで安心感やゆったり感が感じられると、目の前の介護が必要な家族や患者も安心や緩みの周波数に共振します。

こちらの佐藤先生のお話が私的には腑に落ちる言語化でした。私も同じ事を思っていました。よかったら聞いてみて下さい。とにくかく自分を柔らかく、暖かく、緩くするケアからです。

なぜなら佐藤先生もお話されていたように、自分の内側と相手の内側はリンクしているからです。自分の内側が疲労困憊、関節痛、心に余裕がないなど交感神経優位では相手にも伝わります。

とにかく、イラっと来たら、長~く、ふか~く、気持ちよい深呼吸ですね
!(^^)!

次回は呼吸を深ぼりしま~す🎵


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