46歳、うつ歴24年。 働きたくはあるけれど
ブラック企業、環境劣悪、罵詈雑言が飛び交う職場は御免である。
というかそんな会社でしか働けないというならば、私は働かない選択をする。
仕事というのは人生という大きな円の中のひとつの一部に過ぎず、
人生=仕事ではないなずである。
なのに世間は人生=仕事という認識が蔓延っており、
仕事のせいで命を絶つ人もいる。
ワークライフバランスという言葉があるが、この言葉自体が、間違っている。
確かにライフの中の大きな部分を占めるワークだけれども、
意識的にバランスを取らなければいけないほど大きなモノであってはいけない気がする。
8時間買い物をして、クタクタで人生どうしよう、とは思わないはずだ。
8時間フェス会場にいて、このままの人生でいいのかな、とは思わないはずだ。
私は8時間フェスにいる体力はないけれど、それだって楽しかったら人生悩まないはずだ。お金の問題は置いておいて。
仕事だから、お金をもらうから、会社規定の拘束時間だから。
なんだかそこで無理やり納得している人が多い気がする。
仕事のできるインド人が、日本で働いていたら、自分の仕事が終わっても早く帰れず、かわりに余計な仕事を増やされたので真面目に働くのをやめた、というツイートを見かけたことがある。
早く仕事が終われば早く帰れるわけではなく、余計な仕事を任される。
それって優秀な人ほど損じゃないか。
これが早く仕事を終えた人から帰っていい規定だったら、きっとみんな今よりは楽しく真剣に仕事に取り組むと思う。
デパートが開いているうちに帰れる嬉しさ。
友達と夕飯を食べる約束ができる楽しさ。
子どものお迎えに間に合う安心感。
世の中の会社は、社員を歯車ではなく、その辺考えて拘束時間を設定して欲しい。
仕事だけが人生じゃないのは、みんなわかっているはずなんだから。
8時間労働は長いって。