ママはディレクターとなり子育てを楽しむ~カメラを通して自分の子育てを見つめる
<育児中は毎日100枚の撮影>
私は育児中にただひたすら写真を撮ってきました。カメラに関しては素人ですが、毎日100枚近くの写真を撮りました。最初の育児の時に夫から「写真撮りすぎ!」と注意され撮影を我慢していたことがありましたが、私の答えは『子供の小さい頃の写真は撮れるだけ撮ればイイ!』です。今となっては夫も「子供の小さい頃の写真を残すのもいいね!」と言っています。
<私が写してきたもの>
私が撮ってきたものは自分の子育てと子育て中に感じた小さな幸せです。自分の子育てとは=お兄ちゃんと三つ子を育ててきた日々、小さな幸せとは子供の成長と周りの人からの優しさを感じた時や物のことです。日々の記憶なんてほとんど覚えていません。だけど写真を見るとその日のことやその日の自分や子供のことを思い出します。自分の子育てを振り返って見てみたら、苦しい気持ちはどこに行ったのか?楽しい気持ちを思い出させ元気づけてくれます。子供のために写真を撮っているつもりだったけど、自分の為に子供達の写真を撮っていたようです。
<写真がキラキラして眩しい>
友達から「Amiさんの写真はどれもキラキラして眩しすぎるよ。」と言われ、私はホッとしたことがあります。だって写真を撮っている私はキラキラどころか毎日お母さんをやっているので精一杯な状況で、それが写真に出ず『あー良かった。』と安堵したのです。
<ママはディレクターとなり子育てを楽しむ>
カメラに関して素人の私の写真が本当にキラキラして見えるのであれば・・・・、それは子育ての主役である子供達を私がディレクターとなり撮影しているからだと思います。子育てをディレクションするのです。子供の泣いた・喜んだ・成長した・初めてを体験した・・・そんな子供の小さな輝きをひたすら写し私は子育てを楽しんでいたのです。どうしたら『我が子を輝かせることができるか?』そんなことを考えながら子供達にカメラを向けていたのです。だけど写真を振り返ってみるとディレクターではなく親としての喜びや反省を思い出します。つまりカメラを通して自分の子育てを見つめているのです。
<これから>
もう子供達はカメラを避けるようになってきました。時々こっそりと子供達を写すくらいです。だから子供が小さい時の写真は沢山撮って子供と自分のために残しましょう!と声を大にして伝えたくなります。
今の時代で『子育ての楽しさ』を上手く伝えるって難しいけど・・・、それでもカメラの腕も文章の表現力も精進し最後までやってみたいと思います。
また当たり前の日々に戻れると良いですね。