未来をイメージ化する
今日からまた、一週間が始まりました。
こういう書き方だと、人によっては日曜日からという人もいますし、そもそも週が始まるという言い方は語弊があるという人も中にはいますかね?
その論点は一旦置いときますが…。
さて、ふとしたときにこういうことを思うことってありませんか?
「自分がどうしたいか分からない」
「どうも楽しめていない」
「やりたいことができない」
と。
特に大人になるほど、そういうことが多くありますね。
あまりにも目の前のことに振り回されすぎてしまうことが。
そして目の前の仕事や生活を過ごすのに精一杯になって、目の前の問題に対してストレスになってしまっている。
どうも、そうなる人があまりにも多いのではないか。
しかもコロナで今までの状況が一変してしまって、より問題が大きくなったという人も少なからずいるはずです。
そんなときでも、ぜひ覚えていてほしいことがあります。
それは、
「自分の人生のビジョンを描く」
ということです。
どういうことか。
目の前のことに振り回されて、自分がどうしたいかというのは、そもそも目指しているのが見えていないのではないでしょうか。
自分の中ではっきりとした基準がないから、やるかやらないかが明確になっていないというのもあげられます。
勿論、目の前の問題というのは存在します。
かくいう自分も「こうなったらいいな」と思う面はあります。
ですが、自分のなかではっきりとイメージを描くことをやってみましたら、「自分は大丈夫!」と思えるようになりました。
では、どんなことをイメージするといいでしょうか?
それは、色々な分野のことをイメージしてみることです。
それこそ仕事のこと、お金のこと、健康のこと、人間関係のこと、社交面のこと、感情のこと、社会貢献のこと、趣味のこと…。
各分野において、自分が目をつぶったときにカラー写真・動画が出てくるようなイメージをすることです。
ただし、注意点があります。
それは。
・現在形で表すこと
・否定形にしないこと
どういうことか。
実は、脳にはその瞬間のイメージがわいてきます。
例えば「百万円がほしい」とイメージしたなら、それは「百万円を欲している自分をイメージしている」ことになって、「百万円を手にしている自分」ではなくなるということです。
また、脳の中では否定形と肯定形は区別できません。
例えばこういうことです。
「決して、赤い象をイメージしないでください!」
…
…
赤い象が頭のなかにでてきますね(笑)。
そうなんです。
しかも否定形にすることで余計にイメージとしてはっきりとしてしまうのです。
だから、常にイメージするときは肯定したものにするのが大切なのです。
もし、目の前のことで精一杯で中々イメージまで手が回らないという人は、30分でいいので一度時間をとりましょう。
そして、もうひとつ。
この言葉を贈ります。
【ひとりの人間が避けられない運命と、それが引き起こすあらゆる苦しみを甘受する流儀には、きわめて厳しい状況でも、また人生最期の瞬間においても、生を意味深いものにする可能性が豊かに開かれている(ヴィクトール・E・フランクル、夜と霧)】
どんな状況においても、自分のなかで信じてみましょう。
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