1日いちアート 22(にじゅうに) ~絵画を見ながらその絵画に合う音楽を選んでみる、そして美術館デートのすすめ~
愛の話をしていたので
愛といえば、
クリムトかなあ。
ということでクリムトの動く絵展を
オンライン美術館 HASARDで見つけて吸い込まれる。
本来は静止画なのに
少しの動きが加えられているだけで
もっと何かを加えたくなる。
そうか、音楽かな。
ということで全部の絵には多すぎるので
特にポンと心に曲が浮かんだ2枚を選んで
その2枚のイメージの音楽を想像してみることにする。
そういえばシカゴ時代に付き合っていた彼とは
デートで美術館に行って
飾られている絵や彫刻に勝手にストーリーをつけたり
そこから派出して何か作品を作るならどんな作品を作るかとか
描かれた人にどんなセリフを言わせるか
みたいな遊びをしていたんだっけ。
いつか美術館デートをするなら
とてもおすすめします。
話を元に戻して、
クリムトといえば、のこの作品
①接吻
Sotte Bosse/ 接吻
ものすごくそのままなんだけれど
この曲のこのversionを聞くたびに
クリムトの接吻の絵を思い浮かべる。
甘くてゆるくてとろける時間。
この絵のね、手の位置とね、首の角度がね、
伝えてるのよね。
あと散らばる小花たち。
②へレーネ•クリムトの肖像
Eu Nice/ Bolero Chiquito
しゃんとした背筋とショートカットほど
決意を感じさせる姿はないんじゃないかと
たまに思って、
そう思うたびにショートカットにしたくなる。
ブラウスが可愛すぎるのは置いておいて、
優しくも、何かを悟った諦めにも聞こえるこの曲をたまに聞く。
小さい時に
もっともっと絵を描いておけばよかったなあと思う。
今描いてもいいんだけれど
きっと今の私には描けないようなものが
たくさん描けていただろうから、
正解も不正解も常識も知らない年の子供と遊ぶときは
たくさん一緒に絵を描くのが好き。
大人になってから描く絵も良いんだけれど。
忙しすぎると絵を描くことに時間を使わなくなるの。
今度何かに行き詰まった時には
絵を描くことにしようかしら。
模写すること、でも。
模写をすることで
自分の手が自主的には描くことがなかったであろうことを描くの。
自分が知らない世界を知る方法として
真似をするって大事よねえ。
そんなこんなで今日もおやすみなさい。
いいなと思ったら応援しよう!
