回転レストラン
どうも!体調不良から脱出!数年ぶりに社会復帰(パート)した札幌在住の変なおばさんです。
札幌の新幹線、駅開発が資材高騰、物価上昇などの理由から延期されるニュース、せっかく円安でインバウンドのお客様が一杯来てくださってるのに札幌駅の開発遅れは残念で仕方ありません。
ビル解体も追いついていないとの事で駅周辺は駐車場数も足りない、工事中のつぎはぎだらけ、店舗も移転先で小規模になっていたりと、不便な過渡期中なのです。
開発構想時期と予期なしのコロナ禍、円安、物価高騰と想定外のオンパレードと言ったところでしょうか?折り返せない、なかった事には出来ないのでチグハグな札幌駅周辺の行方を暖かく見守りたいところではあります。
そんな激動の中で
↓のニュースが埋もれるわきゃねーがこちら
センチュリーロイヤルホテル
ロンド(フレンチ)
人生の"節目"で愛された『回転レストラン』 札幌センチュリーロイヤルホテル「ロンド」たくさんの思い出残し…2024年5月30日閉店
1973年より営業を続けている、センチュリーロイヤルホテル 23階のフレンチレストラン。
フロアが回転するスタイルは、札幌ではもちろん、道内でも唯一。よく考えると凄くないですか?フロアが回るんですよ!
バブリーな高度成長時代の背景が生み出した物なのでしょうか?
古代では、64年にローマ帝国の皇帝ネロが建設した宮殿には、水力によって回転する食堂があり、その天井からは香水と薔薇の花弁が降り注ぐ仕掛けがあったとされる
(っ古い!香水と薔薇???なんか壮大)
日本での歴史、元祖は1957年に六甲山上で開業した「回る十国展望台」
昭和30年から40年代にかけて各地に次々に建てられた回転展望台や回転レストランは、「街のランドマーク」として長らく家族連れや観光客に親しまれてきたが、昨今、老朽化を理由に閉鎖、回転を止めるなど、存亡の危機にさらされ国内に残るのは僅か。
(メンテナンスに多額の費用がかかるらしい)
2018年4月、同ホテルと同じく回転レストランを擁する「リーガロイヤルホテル京都」(京都市下京区)へ連絡、回転レストランのあるホテル同士で何か一緒にやれることはないか?とダメ元で打診。
回転レストランはひとつの現存する文化であり遺産にしてはいけない、というのは共通の思いであったことがわかり、早速一般社団法人 日本記念日協会へ9月6日(くるくる)を回転レストランの日とすべく申請。
ところが…「回転レストランの日」を制定して初めて迎える2018年9月6日まさにその日、午前3時7分に北海道胆振東部地震が発生します。
北海道胆振地方中東部を中心に最大震度7を北海道では初めて観測した地震として、広いエリアにわたり甚大な被害をもたらしました。
せっかくの企画は断念、停電によりホテルの営業にも影響。
リーガロイヤルホテル京都ではチャリティーディナーを企画し売上の一部を北海道赤十字社に寄付!!
回転レストランが紡いだホテル同士の感動の絆に
ホロリ
昭和世代にとっては懐かしく、平成世代にとっては一周回って新鮮な響きでしょうか。
ノスタルジーを感じさせながらも回転しながら食事をする不思議さがなんともたまらない。遺産にしてはいけない-そんな思いとは裏腹
札幌唯一の回転レストランがバイバイなのだ!
寂しい。
色んな思い出の歴史に幕
もう受付終了済みですが結婚式も行われていたようです。(なんかバブリー♡)
高層レストランでディナー♡求婚などされた歴史も沢山つまっているのではないでしょうか?
調べてみるとレストランから見えるエスタ
(取り壊し予定)
昔は電光掲示板があったんですって!
パーソナルメッセージっていう40文字ぐらいを予約いただいた時間に20分に1回伝言を流すというものプロポーズの言葉とか?でしょうね?
(断れないね(笑)恥ずかしい)
「ロンド」は訪れる人の様々な場面を美味しい食事と眺望で彩ってきたようです。
私自身もロンドに何度か訪れた経験があり、大好きな特別な場所でした。
大好きな元上司でメンターと慕うイケオジ様とランチコースを頂きながらゆっくり一周する時間で様々なおしゃべりを楽しんだものでした。
背伸びして友人を誘ってお祝いに利用した事も…
ああ、寂しいな~。そんな様々な思い出と歴史が詰まったロンドはもう閉店まで予約は取れないそうです。残念
前回オヤビンと食事した時はもうすでに閉店が決まっており、毎回接客して下さっていたお姉さまともお話させて頂いたのですが、ここが無くなったらどうするの?
今はまだ決まっておりませんとおっしゃってましたが、関連事業者からは声をかけて頂いているそうでスタッフ様たちが支えてきた伝統や信用がまたどこかで繋がっていく喜びを感じました。
そして回転のスイッチのボタンを見せて下さいました。(写真撮らせてもらえば良かった)
左右どっちにも回るって言ってた!反対には回さないのに左にも回るんですって嬉しそうに教えてくださった表情が印象的でした。
実は設計段階では建物に回転レストランを設置する計画はなかったんですって、ビルの完成前に急遽取り付けられた回るレストランは50年経ったいまも回り続けています。
寂しいけど50年もよく回り続けたものですね。
愛され続けて、幾度たる経営難を乗り越えてきたセンチュリーローヤルホテル。
やはり最後にもう一度外からでも眺めに行ってみようと思います。
有難う回転レストラン!また北海道に新たにできるなんて可能性は少ないのかもしれませんが、省エネ、低コストで回る施設を夢見て!!!
回るってやっぱり発想が宇宙 うふふ
大好き、そして沢山の想い出をありがとう