起業とは、自分を大切にする生き方のことーー「共感起業大全」(自由国民社)が予約開始
このところ、私にも新たな夢が生まれつつあります。
それは、ずいぶん前から「こうなったらいいなあ」「こういうことやっていきたいな」と、ただただ漠然と、寝起きの夢みたいにモヤモヤと思い描いていたことだったのですが、
最近は、信頼している人たちの前では言葉となって出てくるようになりました。
言ってしまった後に「あれ、私こんなこと言っちゃってる」みたいな気持ちになって一人でびっくりしておるのですが、
でも、自分の言葉にして外に放ってみると、なんか知らんけどちょっとできそうな自信が湧いてくる。
できないんじゃなくて、やる方法がわからなかっただけかもしれん、て思えるのです。
根っからの小心者で、臆病で、目立ったり失敗したりするのが地震雷火事親父より怖い私からすると、これはとても大きな変化です。
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なぜ、夢を言葉にできるようになったのか?
その要因というか、原因というか、もう絶対コレしかないやろ、という理由は、この本の企画サポートに入らせていただいているからです。
「長く愛される事業をつくるー共感起業大全」(自由国民社)。
ほんとうに幸運なことに、私は、著者の中島幸志さんからお声がけいただき、本書には企画段階からサポートに入らせてもらっています。
そして、
本書のすさまじさを一足先に体感し、この内容がどれほど個人や社会に求められているかを、熱く確信している一人です。
「共感」をテーマにしたビジネス本、今や本当にたくさんあります。
共感が生まれなければビジネスが成り立たないというのは、小学生でもわかる論理ですが、
そのわかりやすさも要因としてあるのでしょう、共感は今や使い古されたマーケティング用語のようです。
人の心がまるでビジネスの道具のように扱われたり、人の心を操るだとかいう心理学まがいのものに混同されたり・・・
ベストセラーが生まれることは素晴らしいことですが、同時に、その動きに便乗して、似たようなテーマや切り口の本が増殖するという傾向もあり、
一部界隈では「共感」っていうだけで嘘っぽい・・・と思ってしまう読者の方も多いのではと思っています。
だけど、だからこそ「共感」への理解を深めて、丁寧に扱っていく必要がある、
と著者の中島さんは言います。
例えば、私がこうして、関わらせてもらった本の紹介をするときも、同じです。
仕事上、単に「応援しています!」と言葉を添えるだけでは、一瞬の盛り上がりで終わるでしょう。
あるいは、本心では「すごい」と思っていないのに、「応援しています!」と書くことがあったとしたら、私の信頼や相手の信頼も失ってしまうでしょう。
なぜ、私がこの本を紹介するのか?
その問いは、共感起業が伝える<ビジネスの本質>とほとんど同じだと思いました。
共感を取り扱うことは、顔の見えない顧客を操ることでもなんでもない。そんなことを考えるよりもまず
私自身が、自分の想いを大切にしているか
私が本当は、どうしたいと思っているのか
私が目指したい社会や人との関係はどういうものなのか
を大切に扱うということにほかならないのだと知りました。
本書に関わって、つまるところビジネスとは、私が自分自身のことを深く理解し、「私はこれを応援していきます」と腹を括ることでもあると思ったのです。
そして、その上でこそ、私はやっぱりこの本を本当にすごいと思うし、
この本に限らず、自分が社会や個人がより良くなる「いい!」と思うテーマにこだわり、形はどうあれ自分が心からいいなと思う本づくりをしていきたい、と改めて思いましたね。
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共感を知れば知るほど、起業はものすごく難しいことでも、特別な誰かの特権なんかでもないと思えてきたことは、私にとって大きなことでした。
言い換えれば、私というごく一般的な小心者だからこそ、共感を慎重に扱うことができる可能性も感じられるのです。
最近、やけに具体的に思い描くようになった、冒頭の夢。
そのうち、ここでもつらつら綴り始めると思いますが、中島さんと話していると、夢はただの「スケジューリング」のような気もしてきて、この感覚が私には新鮮で面白い。
そうか、物事を成し遂げるっていうのは、夕日に向かって夢を追いかけることじゃなくて(笑)、現実と虚構の境界線がないところで淡々と実行されることだったのだな。
だったら、挑戦してみたい。私にも、できるかも。
本書を読んで、そんなふうに思える人がきっと増えるのではないかと期待しています。だって、そういう人が増えた方が、きっと楽しい。
まだ発売前なので、もっと情報が出せるようになってきたら、内容についても少し踏み込んでご紹介したいと思っています。
自分も社会も、大切にしながら、豊かに生きていきたい。私もその仲間になって、この本を届けていきたいな。
本書ダイジェストはこちらでもご紹介されています。ぜひ覗いてみてください。
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