自己表現の先につながるビジネス。フリーランスから連続起業家に質問してみた
起業なんて、そんな滅相もない・・・みたいなスタンスだったフリーランス歴十数年の私から、30年で30社を起業・経営してきた、『共感起業大全』著者であり連続起業家の中島幸志さんに質問するという、なんとも貴重な機会を得たので、
★フリーランスとして働いてきてぶつかった壁、感じている疑問(からのほぼ悩み相談)
を公開でぶつけてみました!
フリーランサーなみなさんなら、私のしどろもどろな感じも合わせて、「あるある!」をきっと共有してくださると信じます。
キャプション見ただけで、「気になる」でしょう笑。今回中島さんから聞いたお話には、「ハッ!」とさせられる学びがとても多くて、メモが止まりませんでした。仕事と趣味の違い、とかね。
詳しくはぜひ試聴いただくとして(本当ぜひ)、ここでは、一つ、中島さんの言葉をピックアップしたいと思います。
それは・・・・
「ビジネスとは自己表現である。」
です。
至ってシンプルなことをおっしゃっているようにも思えますが、これ、中島さんのお話と合わせて、突き詰めて考えてみると実に深い。
例えば、私なんかはフリーで仕事しておきながら、実は「人付き合いがそんなに得意じゃない」という致命傷を負っています。
それは、「自分をどうPRすべきか」みたいなところにも直結していて、こうして書いているnoteをはじめとするSNSも、自分自身として発信をしているのか、仕事として発信しているのか、なんだか曖昧でよくわからないものになってしまい、そのことにモヤモヤしてしまうことが私にはよくあるのです。
もうちょっと賢く生まれたかったけれど、そうじゃないので仕方がない。
自己PRとか発信とか、仕事につなげなきゃと焦ってしまうと、「SNSって自分を晒していいのか」とか、「人からどう見られるのか」とか、なんだか余計なことを考えてしまい、今日は書かない、いや今日は書く、なんていう非常にムラの多い人生を送ることになっています。
でも、中島さんはいうのです。
「例えば、着ている服もそう。持っているボールペン一つにしたって、その人の自己表現になる。そこから、会話が広がったり、自分のことを知ってもらうきっかけにもなる」
今日、私はどんな景色を見たのか。何を見て美しいと感じたのか。
無理して毎日書こうとしなくても、そんな些細な発見や視点が、自分自身を表現する発信になっているんじゃないか、とおっしゃるわけです。
た、確かに・・・!
「もっと戦略的に濃厚に、自己PRをしなけれヴァ!」という熱気、本当に必要ですか? と問うてみると、それはまさに、
自分がどう仕事をしていきたいのか
という問いにつながっていきます。ビジネスとは、自己表現である。反芻してみると、本当に自分というものがいろんな形で問われてくるような気がします。
そしてね、私のように「発信って・・自己PRって・・」みたいにうじうじしちゃって書けない、そんな方にはね、
「例えば発信したとして、受け止める側にも受け止める側の価値観や感じ方がある。いいねを押す・押さない、「つまんない」とか「美しい」とか。それも、受け取る側の自己表現としてあっていいんです」
という、もう一方での学びもお伝えしたいですね。
私が、今日、映画をみて心を震わせた、と綴ることに「意味あるのか」と思ってしまうことが、私にはよくあります。誰が読むのよ?みたいなね。
だけど、私たちは、そんな自由で多様な世界を生きているのでした。
発信は、もっと自己表現的であっていい。それをどう受け止めるかも、受け手の自己表現としてあっていい。
つまり、うまく書こうとしたり、自分をわざわざ目立たせようとしなくても
私という人が持つ視点や価値観をベースに、つながる人につながればいい。
自分らしい自己表現をすることで生まれる、働き方、仕事の作り方、人とのつながり。そこには、ビジネスの種がきっとある、ってことですねきっと。
私の無理のない自己表現が、無理して自己表現してつながる人とはまた違う人たちとの出会いを、きっと演出してくれるのでしょう。
そんなことを改めて言葉にしてもらい、ふと発信について、ひいてはビジネスをやっていくということに対して、軽やかに捉えられそうな気がしてくる
「共感起業大全」は、10月30日発売です。
◆Youtube「共感起業チャンネル」開設!
異業種や他ジャンルのさまざまな質問に応える、30分のインタビュー番組、毎週木曜日配信中です。起業や経営についてのあらゆる諸相に、中島さん、本当になんでも答えてくれます(笑)。フリーランサーはもちろん、会社員やチームリーダー、学生さん、めっちゃ必見です。