お手軽に本を購入したく、ブックオフへふらり。今の自分の心情に響いて、リンクする本を探しに2階に上がる。そして迷わず100円コーナーへ。 いつものように、林真理子、姫…
柳美里の自伝作。 幼少の頃から、どこにいても苛められ続けた思春期。 そして東京キッドブラザーズ、東由多加氏との出会い。 (劇団の主宰者、柳美里と異性関係にもあった…
一言多いんだよね、そういつも言われる。自分でも自覚している。わたしは、ひとこと、多い。一言うと十返ってくる、とも。それも十分理解している。 ここ5〜6年の間は、転…
12年の年月をかけて作られたそうだ。柳美里さんの話題の作品。何度と取材を重ねて来たのだろう、多大な資料を読み込み裏付けもきちんと取られた、ある種記録のような作品に…
あなたの人生の糧は何ですか? もしそう聞かれたらわたしは迷わず答える。あの出版社で過ごした10年かな... と。 28のとき父を亡くした。胆管がんだった。必ず治ると信…
1月5日。わたしの誕生日。コロナ渦中ということもあって決して派手なものではなかったが、例年に増して最高の誕生日となった。 朝目覚めて携帯を手に取ると、離れた場所で…
全く人物違うんじゃないの? そう思うくらい20代の自分と今のわたしは違う。多少なりとも紆余曲折はあったにせよ、こんなに変わるものかと我ながら驚く。 高校時代はヤン…
とむこむ
2022年2月19日 23:32
お手軽に本を購入したく、ブックオフへふらり。今の自分の心情に響いて、リンクする本を探しに2階に上がる。そして迷わず100円コーナーへ。いつものように、林真理子、姫野カオルコ、桐野夏生、柳美里あたりを見ながら、最近ゴッホ展に行った名残があったのか、原田マハも覗きに。そして店内に流れる音楽が平成の大ヒットメドレーであることに気づく。本を吟味しながらそのメロディーに耳を傾けていると、MISIAの
2021年3月25日 22:40
柳美里の自伝作。幼少の頃から、どこにいても苛められ続けた思春期。そして東京キッドブラザーズ、東由多加氏との出会い。(劇団の主宰者、柳美里と異性関係にもあった読んで感じたのは誰もが周知の事実なんだろうが、柳美里は才能の塊なのだということ。東氏とのことばの掛け合い、演劇に没頭した2年間の記録などはひどく興奮をして、わたしは一気に文を読み進めた。在日韓国人だからといって、
2021年3月11日 22:29
一言多いんだよね、そういつも言われる。自分でも自覚している。わたしは、ひとこと、多い。一言うと十返ってくる、とも。それも十分理解している。ここ5〜6年の間は、転職があったり、結婚を経験したりで滅多に癇癪を起こすこともなくなっていった。それでもだ。未だにカチンとくるとどうにも抑えられないことがあって。そんな時は、リアルタイムにめちゃくちゃ後悔しながら、嫌な言葉を発している、なんて訳の分からない事
2021年2月25日 00:13
12年の年月をかけて作られたそうだ。柳美里さんの話題の作品。何度と取材を重ねて来たのだろう、多大な資料を読み込み裏付けもきちんと取られた、ある種記録のような作品にも思えた。運に恵まれないたった一人の男の人生を描いている。だけど、すごく壮大な大作を読んだ気がした。わたしはそれほどのエネルギーを消耗したのだ。運がない。そう嘆く知人が私にもいた。考えるだけで胸が詰まる言葉だが、しばら
2021年1月28日 22:14
あなたの人生の糧は何ですか?もしそう聞かれたらわたしは迷わず答える。あの出版社で過ごした10年かな... と。28のとき父を亡くした。胆管がんだった。必ず治ると信じ込んでいた病魔は辟易するほどしつこく、無情で、憎むべき存在だった。闘病の末、父は56の若さでこの世を去った。それまでの私といったら、ちゃらんぽらん。気が向けば留学、若いくせに転職を何度も繰り返した。考えるのは目先の楽しいこ
2021年1月5日 21:42
1月5日。わたしの誕生日。コロナ渦中ということもあって決して派手なものではなかったが、例年に増して最高の誕生日となった。朝目覚めて携帯を手に取ると、離れた場所で暮らす主人からのライン。昨年は、前日に里帰り中の大喧嘩で、結局彼からの「おめでとう」は聞けなかった。女の子がロウソクの火を消す可愛いLINEスタンプに思わずにんまりする。めっちゃ嬉しい、最高! そう伝えたい気持ちをいつもの癖で、1/10
2021年1月2日 22:34
全く人物違うんじゃないの? そう思うくらい20代の自分と今のわたしは違う。多少なりとも紆余曲折はあったにせよ、こんなに変わるものかと我ながら驚く。高校時代はヤンチャ娘の代名詞のようなもので、進学校に進んでも、勉強には身が入らず、部活も途中でやめ、高校3年の時は夜な夜なクラブに出入りし、とにかく遊んだ。大学に入ってからも、入る端からお金を使い、古着からハイブランドまでお洒落に明け暮れた。