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「国づくりは人づくり」だからこそ、狙われる教育

キャリア共育デザイナーの赤井友美です。

久しぶりの投稿をどうしようかなと思っていたのですが、選挙が近づいてきているのと、タイミングよく本質をついたドキュメンタリー映画が公開されているので、それについて今日はまとめたいと思います。

今回の選挙では憲法改正や地震などの緊急事態に関わる話が話題になっていますが、実は憲法改正の大きい目玉として「教育」が狙われていること、どれくらいの方がご存知でしょうか。

選挙が気になる方、お子さんがいる方、教育に関わっている方は是非この映画を見てほしいです。
知らなかった方も、よく知ってる方も、新たな視点を得られることと思います。

2006年に第一次安倍政権下で教育基本法が改変され、「愛国心」条項が戦後初めて盛り込まれました。

2014年。
その基準が見直されて以降、「教育改革」「教育再生」の名の下、目に見えない力を増していく教科書検定制度。

みなさんのお子さんが持っている教科書はその教科書検定を通らなければ手元に届かないのです。
その教科書を毎日使う施設に、朝8時から16時まで子どもはいるわけです。

それってどういうことなのか。。。

国づくりは人づくり、人づくり(人材育成)の基本は教育です。

本来は1つ1つ対話し議論していくことだと思いますが、国の未来がかかっている教育のありたい姿はどんな形なのか?
そのための施策はどんな形がよいのか?
親が、社会が考えていく必要があると思います。

日本は残念ながら、選挙や国会で重要な決議をする際、有名人の逮捕や不倫などで情報調整される状況があります。

この映画を見るだけでも、日本というコミュニティにどんなシステムが今あるのか、選挙前に見ていただくと、新たな視野が得られるはずです。

以下は、映画に関するおおたとしまささんのコメント

「自分たち」の過去の過ちを知るだけでなくなってしまうような「愛国心」なんてメッキみたいなものではないのか……。
2006年の教育基本法改正以来、いかに教育が国家権力に よって蹂躙されてきたかを記録した貴重なドキュメンタリー。
憲法改正の一丁目一番地として、教育が狙われていることに、残念ながら多くの方は気づいていない。
―おおたとしまさ(教育ジャーナリスト)

「教育と愛国」WEBサイトより

SDGsや社会課題など、大きな全てそうなのですが「自分だったらどうするか」考えてこなかったツケが色々なところに現れていることではないでしょうか。

遅々として進まないようにみえる様々なことも100年後から見れば、必ず良くなっています。

1つ1つ、目の前の全体像を捉え、行動できる大人でありたいですし、「人間は1日3万回決断している」とのこと。
日々の小さな決断を少しずつ変えていきましょう。

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