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ライフキャリアを皆で育む社会を作りたい。(株)4smiles代表取締役、一社)未来共創…

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ライフキャリアを皆で育む社会を作りたい。(株)4smiles代表取締役、一社)未来共創イノベーション共同代表、教育委員会のアドバイザーなど。新卒リクルート入社→ITエンジニア。在籍中からNPO立上げなどを経験、独立•起業。教育、人材育成に関わり15年以上。男子2人の子育て中。

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  • 学びに関わるナレッジまとめ

    私が、「人の発達、学び(≒人材育成)に関わる」と思っているナレッジをまとめています。

  • 世界の教育、日本の教育

    世界の教育や日本の教育について、自分の勉強のためにまとめたものです

  • 好きなもの、ことば

    好きなものや言葉をあつめたもの

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AI時代の教育のあり方やコミュニティ運営について考える会

キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 今日は「これからの教育のあり方やコミュニティ運営について、映画を見て、対話しませんか」というお知らせです。 映画『 Rise: Voice of a New Generation (立ち上がれ、新世代の声) 』は、2024/2/28発売の 『pen』 の「新しい学校」特集の巻頭トップにも取り上げられていた生徒たちによって運営されているアメリカにある先端校、ワンストーンの「ラボ51高校」を舞台としたドキュメンタリー作品です。 私自身、

    • 小中学生の海外派遣プログラム

      キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 インターネットもスマホも普及し、「グローバル社会になって・・・」等々の言葉が当たり前になってだいぶ経ち、小学5年生から英語も教科化されましたが、まだまだ小中学生の時代に海外に出る子どもが少ないと感じています。 今日は海外に行く1つの方法として「小中学生の海外派遣プログラム」について少しまとめたいと思います。 そもそも、小中学生の海外派遣なんてあるの?って思った方もいらっしゃるかもしれません。 あります! しかも自治体が実施して

      • PX2プログラム体験記〜脳と心の働きを学ぶ2日間〜

        キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 先日、私はPX2(The Path to eXtreme success 2)プログラムを受講する機会に恵まれました。 このプログラムは中学校・高校向けには無償提供されているプログラムで、個人参加する場合は学生は8500円で参加可能です。 もっと子育て中の親、10代20代に知ってもらった方が良いと思ったので、自分の体験記を残します。 PX2とはPX2(The Path to eXtreme success 2)は、脳と心の働きを学ぶ

        • The World Scholar’s Cupへのお誘い

          とってもご無沙汰してます。 キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 今日は、自分の子どもが参加して「こういう世界があったのか!」と驚いたThe World Scholar's Cupという大会について取り上げたいと思います。 ちなみにお誘いと書いてますが、大人は参加できません(笑) The World Scholar's Cupとは何なのか?The World Scholar's Cupは中高生を対象にした総合的な教養を競う大会です。 雰囲気がわかる動画はこちら 対象

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          医療と教育の共通点

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 いま、自費診療の歯医者さんに通っているのだけど、その歯医者さんと話せばはなすほど教育と医療って共通点が多いなーと思うので、今日はそれを自分のためにまとめておこうと思う。 教育も医療も制度が出来上がっている「教育」は国の教育制度のもとに、教員免許制度があり、子どもは小学校から私立の学校に行く人もいるが、多くは公立の地元の小学校、中学校に通う。高校、大学と進学するにつれ、私立の選択肢が増え、寮生活をえらんだりして遠方の学校にも行く。

          医療と教育の共通点

          N中等部の説明会に行ってきた

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 2022年秋、N中等部のオープンキャンパスに行ってきました。備忘録的にメモを残しておきます。 N中等部とは?まず、N中等部は学校教育法第一条に定める中学校ではないので、学区の中学校や在籍してる私立校に籍は置いたままでN中等部へ通う、というスタイルになります。(在籍校への報告書類などはN中作ってくれますが、教科書を受け取ったり、学年の切れ目で学校に挨拶にいったり、卒業時に卒業証書を取りに行くなどが必要)ネットコースでは763名、通学コ

          N中等部の説明会に行ってきた

          「国づくりは人づくり」だからこそ、狙われる教育

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 久しぶりの投稿をどうしようかなと思っていたのですが、選挙が近づいてきているのと、タイミングよく本質をついたドキュメンタリー映画が公開されているので、それについて今日はまとめたいと思います。 今回の選挙では憲法改正や地震などの緊急事態に関わる話が話題になっていますが、実は憲法改正の大きい目玉として「教育」が狙われていること、どれくらいの方がご存知でしょうか。 選挙が気になる方、お子さんがいる方、教育に関わっている方は是非この映画を見

          「国づくりは人づくり」だからこそ、狙われる教育

          魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 色々なプロジェクトに関わらせていただいて、忙しくなってしまいまして、久しぶりの投稿です。 私たちは「魚を与えているのか」「釣り方を教えているのか」老子の格言で『授人以魚 不如授人以漁』という言葉があります。 「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。」 という意味で、「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という考え方です。 これ、全てのことに通じるなぁと思うのです。 ケン

          魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか

          子どもが朝起きられない時、何ができる?(身体編)

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です 色々なプロジェクトに足を突っ込みすぎまして、久しぶりの投稿になっていまいました。 今日は「朝、起きられない問題」を取り上げてみます。 自分が、子どもが、家族が朝起きられないのは「眠くて起きられない」「体が辛い」から?「ダラダラしたい」「起きる気力が湧かない」から?どちらでしょう?是非観察してみてください。 眠くて起きられない、身体が辛い場合は身体づくりに焦点を。目が覚めた時に、体が重い、ぼーっとする感じがするなら、睡眠の質が悪かっ

          子どもが朝起きられない時、何ができる?(身体編)

          SDGsが学べるアプリ

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 23区の環境政策課の方から「子どもでも利用できるSDGsが学べるアプリってないでしょうか」と聞かれて日本語でできるものを一覧化したので、こちらでも紹介。 SDGsって真面目なものばっかりだからアプリで気軽に触れたいわーって方にはピッタリです! 先生と私 ~環境が繋いだ物語~ 「環境について学べる乙女ゲーム」という名の通り、乙女ゲームになってます。静岡県立島田商業高等学校の3年生が開発したそう。 Myべんと!【CO2排出量/栄養

          SDGsが学べるアプリ

          人間関係の出発点は親子関係

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 私は、OECDが作ったeducation2030の「well-beingを見据えつつ、1人1人がコンパスをみながらも、社会やさまざまな人と協力しながら進んでいく」というこのイメージ像がとっても好きなのですが、このコンパスにcore foundationというのが定義されてます。 core foundationに含まれるのは - cognitive foundations, which include literacy and n

          人間関係の出発点は親子関係

          「15-39歳までの死因第1位=自殺」を変えたい

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 突然ですが、日本の15-39歳までの死因第1位は自殺です。40歳を超えるとこれが「がん」に変わるのですが、15-39歳という、本来であれば「国を支える未来の宝」である世代の死因第1位は自殺。 ちなみに国際比較をするともっとわかりやすくて 15~34歳の若い世代で死因の第1位が自殺となっているのは、先進国では 日本のみであり、その死亡率も他の国に比べて高いものとなっています。 (これらの情報は全て厚生労働省の自殺白書から。自殺白書

          「15-39歳までの死因第1位=自殺」を変えたい

          共同エージェンシーの段階

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です 社会において、子どもや若者はまだまだ「無視されている構成員」だと思うことがたくさんあるし、私も子どもの時になんで子どもはこんなに話を聞いてもらえないんだろうなぁ・・・と思ったことがあります。 そんなこともあり、「社会の一員として誰もが対等にリスペクトされる社会」というのを大事にしたいなーと思っているのですが、今日はOECDの資料を読んでいて、「多様な世代が共にプロジェクトに取り組む際、自分がどのようにそのプロジェクトに関わっているのか

          共同エージェンシーの段階

          ボーディングスクールラッシュの日本

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 「ボーディングスクール」ってご存知でしょうか。 ボーディングスクールとは、 ボーディング(英: boarding)「寄宿、下宿生活」を意味していて、「全寮制の寄宿学校」です。 家族と離れ、寮生活において学業のみならず心身共に修養し、規則、礼儀、自立心、コミュニケーション能力を養成することを大きな目的にしている学校が多いです。 ヨーロッパでは、幼稚園児くらいからボーディングスクールに入ることができ、いわゆる財界の有名人の子どもは大体

          ボーディングスクールラッシュの日本

          マネージャーに送る言葉20章

          4月1日です。 今から20年前の今日、リクルートに入社したのでした。 広報部という部署にいたおかげで2回だけお会いできた江副さんの「マネージャーに贈る言葉20章」 1980年代に書かれたというこの20章。 今も色褪せない(コンピューターについては若干今とはトーンが違うけれど、今は「人工知能」などに置き換わっていくのかも・・・) そして、あれから20年。 自分のために改めて残して起きたくてnoteにメモ。 マネージャーに贈る言葉20章 江副浩正 <第1章> マネジメン

          マネージャーに送る言葉20章

          学校に行きたくないとお腹が痛くなる

          運動のしすぎで足の指を疲労骨折してる9歳。 朝起きてきたら一言 「ぼくさ、学校に行きたくない時はお腹が痛くなるって気がついたんだよね」と。 おお!すごいー!自分の心と身体の関係に気が付くとは!(ちなみに私は特に教えてない) 「なんで行きたくないかというと、体育もレクもやっちゃダメって先生に言われるから。(骨折してるからね)」 「だから、今日は学校に行かない」 と言う。 「そうかー。自分の身体と心の関係に気が付くって超すごい。大人でもそれに気がつかない人沢山いるよ」と心

          学校に行きたくないとお腹が痛くなる