いい夫婦の日、11月22日。姉に結婚記念日を娘っ子がやらないなら、シュワシュワワインを。
最近の話である。
姉の隣に住む、昔っからの幼なじみのNちゃんが住んでいる。立地的にはとてもいいし(人間関係)、なんせ昔っから、姉がNちゃんとは仲良しだった。
Nちゃんは、3人姉妹の末っ子。上のお姉さんは、カナダの人と結婚。このど田舎に初めて国際結婚をした人。真ん中のお姉さんは、優秀で、私はよく知らないが、ガリ勉という気がした。上と中のお姉さんは、優秀と言っておけば間違いない。
Nちゃん末っ子。マイペースな感じ。
「訃報、訃報!!」とイノキ姉が。
「Nちゃん家、忌中の張り紙がしてあった」
「おばあさんは元気やし、Nちゃんも、旦那さんも子供も元気、ほしたら、誰れだろう?ってなった。真ん中のお姉さんが亡くなったらしい・・」
「隠して隠して、隠密にしようとして・・」
「なんかね、レストランで、立ち上がっただけで、骨折して、入院だった、始まりは・・」
「おかしな話やなあと思って聞いとった」
「それで、実家のNちゃん家で療養していたことも・・車があったわ」
「そしたら、全身がんが転移しておったそうな」
「それが原因で、骨が脆くなって・・」
「退職まで勤め上げて、家を一軒買って、猫、犬3匹と・・悠々自適独身生活これからという時に・・」
「本当に今、大変らしい。犬は死んだらしいけど、残された猫2匹は?」
「Nにもなかなか懐かなくて、どこかに隠れてしまって、手にをえないとか」
「猫2匹、保健所行きか・・」
私、「じゃあ、ついでに姉ちゃんとこで、引き取れば?」
姉、「いややあ、そんなことしたら、人間よりもペットの方が数が多くなってしまう!(人間4、犬1、猫2→プラス猫2=人間4、ペット5)」
確かに、多くなるが、1匹。黒姉妹猫と相性よくまとまるかが問題。
でも、なんとはなしに、引き取りそうな予感もするが、里親に出されるか、N家で飼うことになりそうな。
最後、去り際、「多少の痛み、歩けないとか、悩みもあると思うけど、「生きているだけで丸儲け」だから、今の自分たちに感謝して生きようね!!」
と、慌ただしく、でて行った。
そんなことを聞いた昨今、いい夫婦の日に、シュワシュワワインの意味ってあるのかなあと。中のお姉さん、享年六十七歳。
姉の旦那さんと同じ年齢。やっぱ、今日が迎えられて、お天道様にも感謝、生きていることにも感謝、ペットをこよなく愛することができて感謝。
二人、この年までいられるってことは、すごいことだなあと、私は思うのです。
それと、飼い主が亡くなられたペットの行く末を心配しています。今は、そんな話が多いのです。まさかの出来事か、もう遺言書を作成されて見えるのか、人ごとではないような事態です。遺言書は作っておかないと。A4で、自筆証書遺言制度・・。