大変な時だからこそ、温かいお声がけを・・。
本当に、今年のお正月は、散々で、まだこれからも、起きるかもしれない。
私だけでなく、他の方々も不安を抱えて生活してみえると思います。
本当に、身近なところで、同じマンションの中国人一家の大きなスーツケースを持って、エレベーターに入り込む、1階の出合いがしらで、。
とっさに、「お疲れ様です、お帰りなさい!!」と自然と声が出てしまいました。
昨年だったか、試しに、「ニイハオま?」と声をかけたら、キョトンされていた、中国の方、奥様。
普段は、まだ辿々しいといえども、日本語は話せるが、日常会話は、甲高い四声の声が、マンションにこだまする。
昨日は、日本語でしたが、小さなお声がけでも、とても、なごやか?私としては、いい反応であったようです。
身近なところから、世知辛い世の中ですが、温かいお声がけをするだけでも、緊張感が解されていくような、そんな思いを抱きました。
辛いのは、被災地の方々はもちろんですが、悲惨なニュース報道を聴く、見るだけでも、心に暗い影を落とします。大人、子供、みんなそうです。
今、できることは、本当に、私たちの身近なところからの、ピーンと張り詰めた心の緊張感を少しでも、緩める一助になれば、小さな、お声がけをすることも、大切なのかもしれません。
自分自身では、気づかないだけで、言葉が刃になったり、普段の冷静さがなくなってませんか?
電話の応答も、怒り出したり、感情が剥き出しになってませんか?
金曜日が医者の梯子でしたので、歯医者さんで、新年の挨拶の菓子折を持っていくと、私の担当の歯科衛生士さんが、お掃除をしながら、「差し入れありがとうございます」「いや、こんなときにかえって、申し訳ないです。」と流しておいた。
台の上で、横になって、お掃除をうける耳に入ってくるのは、衛生士さんの、お腹の「キュルル・・キュルル・・」という音なんです。
歯医者が終わったら、クリニックの先生に、様子を時系列メモを簡単に書いて、それを元に話始める。自分自身も、少し興奮気味。でも、人に話すことで、随分と違うようです。
次は、調剤薬局で、「あの〜トイレが行きたいので、走って帰って、夕方、4時か5時にまた参ります」と。調剤薬局さんは、「ありがたいです。(笑いながら)気をつけて・・・」と。
そして、夕方4時ごろに、再び、調剤薬局へ。薬まちの、クライアントを少なく、色々、お話を笑いながら聞いてくださり、こちらは、身振り手振りで、あったことを話すと、「おお〜公衆電話の場所までチェックしているんですね、すごい!!」と。歯医者での菓子折の差し入れの話をすると、更に・・。爆。「台の上に横になって・・・そうすると、キュルルが聞こえて来て・・」「歯医者さんは、頭数が多いから、捌けるようです」「私も、アレルギーがあって、お酒入りとか、開けてみて、しくじった!!ということが多くてね」「そうですね、出来る限り、お酒入りは避けていただくと・・」。
そういった場所で(対面で)、吐き出すことで、人と会話することで、帰って来てから、ああ、自分も、姉も、震災ストレスで、おかしかったんだなあと、ふと気がつきました。
だから、自分自身、気がつかないだけで、震災の影響は出てます。小さなお子様は、尚更です。大人の言葉遣いが、乱暴になったり、叱りつける頻度が多くなったり、お子様に悪影響を与えるのを防ぎたいものだなあと、ふと、思った昨今です。
特に、お子様の小さな様子の変化にも、大人たちは気づいてあげたいものです。
(おわり)
蛇足:調剤薬局さんは、ドラッグストアの一角にあり、見切りワゴンを見ると、キシリトールガムのボトルが270円。それを見つけて、「今って、こういうもの、ありがたいですね。2個、買っていきます。」と。
ストレス過剰の時には、歯に力がいくので、ガムは必需品なのです。
パッケージには、BTSの写真が出ているものが、みんな見切り。イメチェンですね。