第4話 小崎っ子青年と新集会センター案【3】
第3話はこちらから▼
これまでの小崎っ子青年
建設委員会で小崎っ子青年が新集会センターの図面の素案づくりをさせてもらうことに。(詳しくは第1話)移住者も含めた20~30代の青年たちを集めて素案を作り始めます。
尾向地区の同世代の設計士、尾前大樹さんに模型を見せてもらい(詳しくは第2話)小崎っ子青年も提案(詳しくは第3話)。ここで検討すべき課題にぶつかることに…
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前回のつづき。議論1:維持費問題 収入源が必要か
やりたいことや欲しい空間についてのイメージが段々固まっていく中で、やはり再燃するのは、維持費の問題。
年間40万円程度の維持費を、小崎の人口が減っていく中で、住民負担(公民館費から捻出)だけで良いのか。(令和5年度の世帯数なら1世帯5000円程度の負担金。人口減少によって負担金も右肩上がり…)
2020年に209名だった小崎地区の人口は2040年には半分になります。世帯数の変化はどのように推移するかわかりませんが、単純に計算すると1世帯の負担金は1万円になります。
▽人口推移について詳しくは↓の記事を参照▽
どの程度収入を得ることができるのかは不明ですが、収入源を増やす方法を検討していきます。
どんなことができるのか、どんなことが難しいのか、地域振興課企画グループの実利さんが村内のあらゆる事例を紹介しながら、私たちの相談に乗ってくださいました。きっと私たちだけだったら話が進まなかったでしょう……いつもフットワークが軽くて柔軟な対応をしてくださる実利さん。移住促進の観点からも私たちの取組を応援してくださっていて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
大樹さんからの提案
どうしても私たちは当事者なので、「簡易宿泊を」となれば管理するのは難しいし、地区のお荷物になるような建物は作れない、と尻込みします…
大樹さんが提案してくれたのは、どちらも許容する建物。
新集会センター開設当初から、簡易宿泊の運営が出来なくてもOKだし、別の用途としても利用可能だし、人口が減ってまた簡易宿泊の運営ができなくなったとしても、お荷物にならないために集会センター本体から物理的に切り離す、というもの。
0か100かじゃない提案にそれならいいかも、と少し肩の荷が下りたような気がしました。
会議の中では、尾向地区にできたiroriの例が幾度となくあがりました。
iroriが上手く回っているのは建設前から地域に活力を与える中心人物の存在があったと、教えてもらいました。
小崎地区で言うならだれだろうか、と考えつつ…。その役割をここにいる私たちが担うべきなのではないか…「覚悟」しないといけないのかもしれない…そんな気配も感じつつ…少し見て見ぬふりをしたいような気持にもなりながら、1回目の会議が終わりました。
17:30スタートだったミーティングはなんと21:00まで続きました。
Katerie閉館時間までかかるとは思ってもいませんでした。
次回はより詳細な内部がわかる模型を作ってきてくださるそうです。楽しみ!大樹さんよろしくお願いいたします!
次回!小崎っ子青年と先輩たち
設計図完成までの期限が迫っているため、次回は少し上の世代の小崎の頼れる先輩方も会議に招いて具体的な検討をしていきます。小崎っこ青年と青年に任せてくれた少し上の世代の先輩たちの関係性がみれるはず!
小崎っ子青年に乞うご期待!!!!!
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