第1話「新しいコミュニティーセンターの素案づくり、私たちにやらせてください!」
私は椎葉村の小崎地区に移住して8年目を迎えました。(2023.06現在)コロナを乗り越え、やっと地区の活動も再開できそうな兆しが見えてきています。これまでたくさんの時間を小崎地区で過ごし、小崎地区の人たちに大切にしてもらって、私も小崎地区の人たちを心の底から大切にしてきました。
これから始まるのは、小崎小学校の跡地に新しい小崎地区のための集会センター(コミュニティーセンター)の建設を任された青年たちのストーリーです。
ありたい姿、私たちが担っていくという自覚、地区を活性化させるために行動するという覚悟を持っていくのかな?…私も当事者として、記録者として、この集会センター建設に携わって参ります。
私がお伝えしていきたいのは、ここに暮らしている青年たちが、本当に小崎を大好きで、何かしたい、地域のための一人でありたいと願っている姿、奮闘する姿です。
私たちが暮らす小崎地区は椎葉村内でもダントツの移住者定住率を誇っています。この背景にあるものはなんなのか、なぜ移住者たちはここで定住したのかも、読み解いていけるかもしれません。
これまでのこと。昨年は台風災害も。
これまでの経緯は、また別の記事としてまとめたいと思いますので、割愛をさせていただいて…
昨年度(令和4年度)、椎葉村は激甚災害に指定される規模の台風災害で甚大な被害を受けました。
小崎地区にもあちこちに災害の爪痕が残っています。
(当時の様子は小崎地区青年のInstagramからご覧いただけます!フォローよろしくお願いいたします♪)
コロナや台風災害で全然進まなかった小学校跡地をどうしていくのか、という課題…年度も変わり久しぶりに建設委員会が開催されました。
2023.06.06建設委員会
この日は設計士さんも参加されて、どういった間取りにしていくのか、みんなに聞き取りをする時間が設けられました。
「正直、この図面見てても全然ワクワクしないんですよね」
「…そうですね…」
「確かに。」
青年の一人の一言で、再考すべきではないかという流れが生まれていきます。
30人近い人数のこの会議では、あちこちに話が派生しており、検討すべき課題があちこちに溢れているようでした。
「本来は、みなさんがここで何をしたいのか、どういうビジョンを持っているのかを聞きながら設計してきます」と設計士さん。
この工程を端折ってしまったので、結局自分達がここで何をしたいのか考えないまま間取りだけを見て議論する状態になっていました。
隣に座っていた有名人椎葉村の女性獣医さんである絢香さんが私にこそこそっと…→「私たちで素案作ったらどうかな??させてくれんかな?」
さすが絢香さん!
タイミングを見計らって皆さんに提案をしました。
「新しい集会センター(コミュニティーセンター)の素案づくり、私たちにやらせてください!」>絢香さん
「いいんじゃない?」>公民館長
「うんうん」と頷く地区民たち
小崎地区の素晴らしいところは、若者に託してくれるところ!!!
小崎っ子という名前でこれまでも活動してきた私たち。
コロナに翻弄されて、集まりたいのに集まれなかったり、進めたいのに進められなかったり、ずっとうずうずしていました。
ここにきて再度チャンスを貰いました。
やる気に満ち溢れている小崎っ子青年たち!!
乞うご期待!!!!!!!!!!!!!!!つづく。
▼この記事もぜひ!小崎の空気感が伝わります▼
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