ボクたちの戦記(一次創作 詩534)
戦況がかんばしくないことは
ボクたちみんながわかっていた
”草刈り機”って名前の
たやすく生命を奪い取る機械
それをニンゲンタチは使い始めた
抵抗できない
逆らうことなどできようか
みんな
みんな仲間たちが
刈られていく
声を上げる間もなく
悲鳴すら許されず
それでも
それであってもボクたちは戦った
いずれみんな
いなくなる
この場所からいなくなる
運命?
ああそうだろうね
だからせめて
戦記を残してはくれまいか
(画像はわたし撮影)
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