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フリーになるということ

最近、有名芸能人や有名Youtuberさんがフリーになるケースが多いですね。

有名人に限らず、フリーになる人が増えてきてます。フリーが増えることは良いことだと思っています。

僕は現在、できればフリーになりたいとは思います。

ただ、仕事以外(副業など)で今の給与レベルまで稼げるまで、やめるつもりはありません。
何の準備もなく、いきなりフリーになるのは危険だからです。

フリーになる人は、なれるだけの地力と新しいことに挑む気持ちやビジョンがあります。だからこそすごいと思います。

フリーになるメリット・デメリット

フリーになることにはメリット・デメリットがあると思います。

【フリーになるメリット】

・他人にコントロールされない
・収入の上限がなくなる
・自分の時間を作れる

【フリーになるデメリット】

・すべてが自分次第
・いざという時の「会社」というバックアップがなくなる
・最初は世間的な信用がなくなる(与信など難しくなる)

僕の分かる範囲はこの位です。

フリーになる最大のデメリットは「すべてが自分次第」ということです。

え?なんで!?それにあこがれてフリーになりたい!と思う人もいるでしょう。

自由に選べるという事は、好きなものだけ取ることもできます。
しかし、好きなものだけで自分を成長させるのは簡単ではありません。

僕が仕事をしているIT業界にもフリーランスが増えています。それは悪いことではありません。しかし、フリーランスになる最大のデメリットがまさに「自由に選べること」なのです。

こんな話を聞きました。

「フリーランスのエンジニアは好きなことだけ、得意なことだけを選ぶ人が多いから実力が伸びなくなる」

現在、IT業界は人手不足といわれています。ただ、僕はこれが正しいとは思っていません。正確には「上流工程をやれる人が少ない」と思っています。上流工程、というのはシステムを作る上での設計、つまり、システムの骨組みをつくる役割です。

いくら作業者が多くても、骨組みがないと建物は立ちません。今は作業者が多く、骨組みを作れる人が少なくなっています。そこで問題になるのがフリーランスです。

骨組みを作る人は、ある程度の経験者です。それこそ、会社から「プログラムを作りなさい」「設計をしなさい」と与えられたキャリアプランをこなします。そのため、強制的にですが成長させられます。僕もその経験があり、おかげ様で色んなことができるようになったと思っています。

しかし、早いうちにフリーランスになると「できる事」しか選ばない人が多くなります。「フリーランスになって自分の時間を作るんだ!」と自分が簡単と思う仕事を選択するのです。
自分の時間なので、仕事のスキルを磨くことも、遊ぶことも、他のスキルを磨くのも自由です。
それでうまく仕事の能力も、他の能力も伸ばせればいいですが簡単ではないと思うのです。

フリーとは選択の自由がある反面、自分で成長できるような選択をしないといけないのです。

まとめ

フリーということを意識したときに、この言葉を思い出しました。

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フリーとなってどんなことを選ぶのかは自由です。
その代わり、守る人や育てる義務のある人もいないので、成長する・しないも自由になってしまいます。

だからこそ、自由になるだけの地力が必要になるのです。
その経験を組織で学ぶことも大事だと思っています。

最近のフリーになった有名人の方々はどうでしょうか?
オリエンタルラジオさん、キングコング西野さんは事務所の後押しで、早くから成功街道にのることができました。
その経験があり、やり切った!という所から挫折を味わい、逆転するために地力をつけたことで、所属するメリットがなくなるまで成長したからこそ、独立したのだと思っています。

僕たち一般人が安易に同じことを選ぶと苦しくなります。
フリーになりたいなら、自分でなんとかできる地力をつけておくか、なっても新しく挑戦をするという思いを持っていきましょう

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