何事もなく終わる
おはようございます。ともたけです。
「何事もなく終わってほしい」という言葉がありますが、これは時と場合によると思っています。
例えば、仕事のトラブルや自分の周りで不都合なことは起きてほしくないものです。一方でいつもと違うことがあったり、いつもと違う発見はあってもいいと思うのです。
「何事も」にはいいことも悪いことも含まれます。だから多くの人は「悪いことが起きてほしくない」という意味で考えていると思います。ただ「人生万事塞翁が馬」というように不幸がいつ幸運になるか分かりません。何事も起きないのはそれもないことになると思うのです。
何事も起きないというのは「新しいことが起きない」ということだと思います。新しいことが起きないと人は退化します。
なぜなら、人は常に新しいことを吸収して成長しているからです。そして今の世界は凄まじい勢いで変化しています。それを吸収できないということは、周りから遅れること。すなわち、周りからみると変わらないことは退化と同じ意味なのです。
退化という言葉は嫌だと思います。だったら「何事もない」ことは望むべきではないと思うのです。もちろん、不幸なことはできるだけ起こってほしくありません。しかし、何も起きない人生も味気なくないでしょうか。
心から「何事もない」ということを望まないようにしたいと思います。
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