5Gってなんの略か言える?
通信環境の整備
IOTやAIの活用など、インターネット上の仮想空間と、実世界の現実空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を図る未来社会として「Society5.0」という考え方が内閣府から提唱されました。
このSociety5.0において、IOTやAIなどの技術は重要ですが、これらの技術をつなぐ役割である「5G」の整備が必須になります。
5Gの3つの特徴
5Gは第5世代移動通信システム(5th Generation)の略称です。
1つ目の特徴は高速かつ大容量通信であること、現行の4Gの通信速度の約20倍の速度の通信が可能となります。
2つ目は低遅延通信であること、データの送受信にかかる時間が現状の10分の1程度に抑えられます。
3つ目は多種同時接続ができること。
現在より10倍の数の端末と同時接続が出来るようになります。
というように、さまざまなモノがインターネットに接続するIOT時代には必要不可欠な要件です。
5Gが物流業界に与える影響
「道路情報の提供」
渋滞ルートの回避
渋滞の低減
運転時間の短縮
「車両間の状態や位置情報の共有」
危険通知による交通事故発生の回避
隊列走行、完全自動運転の実現
「情報収集の高度化及び可視化」
倉庫作業状況の視える化
倉庫作業の省人化
などなどこの他にもできることは多岐にわたります。
今あらゆる産業で推し進められている「DX」を日本の物流業界にも1つでも多く、少しでも早く取り入れていかなければ産業の衰退は目に見えています。
あらゆる産業の要でもある物流の衰退はより一層の日本の衰退と同義です。
よって、5Gの普及は日本国の行く末を占う一大プロジェクトといえるでしょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?