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結局、いきつくところ。

食器や家電を買い換えようと出かけ、「せっかくだからちょっと高くてもおしゃれなデザインのものを買おう!」と意気込んで色々探し回っても、結局、無印良品とアイリスオーヤマは最強なのだと思い知らされる。

たぶん両者は、多くの人にとっての「スキ」とか「便利」の最大公約数のところに位置しているのだろう。しかも一度ファンになったら、「これで全部揃えてしまおう」「ここのものであれば間違いない」と思わせる何かがある。そこには、「迷ったら、とりあえずこれ」という、若干の思考停止を誘う力もあるのかもしれない。しかし、それを選んでも、結果的にたいして後悔しないから、やっぱりすごいのだと思う。

誰にでも熱狂的に好かれるわけではないが、特に嫌われることもない。「好かれる」よりも、「嫌われない」ことのほうが、案外難しいのかもしれない。一見、影が薄そうにも思えるが、「嫌われない」ほうが、長い目でみると多くの人から選ばれる気がする。

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