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もう一つのnoteを始めた理由

そういえば、なんでnoteを始めたか、についてもう一つ理由があるのを忘れていた。

以前noteに書いた理由はこちら。

実は10年くらい前から、日々感じたことを不定期に、日記がわりに書いていた。自分に課したルールは一つだけ。マイナスなことは絶対書かないこと。

落ち込んでいても、それをプラスに転じるきっかけになることを書く。

それは意外と効果があって、辛い時にも、書いているうちに辛いことを忘れたり、書くことに集中することによって、楽しいことに転化したりして、ある意味支えになってくれていた。

オンラインではなく、手書きにこだわってちまちま書き溜めたノートたち。読み返すと、汚すぎて自分でも解読不能な箇所も結構あったりする(苦笑)でもその都度、どんな状況で、心持ちで居たかを思い出すので、フエルアルバム的にそれなりの愛着が湧いていた。

だいたい5、6冊くらいになっていたそれらが、ある日忽然と消えてしまった。多分、捨ててはないと思う。でも管理が悪いのと、片付けた場所をすぐに忘れてしまうせいで、どこを探しても見つからなかった。

どうせくだらないことしか書いてないので、特に残すべきものではないのだが、どうも腑に落ちない。散髪屋に行って、うっかり寝ているすきに髪をめちゃくちゃに切られたような気分(それはあんたが悪いってw)。

そもそも、なんで日記みたいなものを書こうと思ったかを、ちょっと振り返ってみた。

例えば、掃除をしているとき、庭で草むしりをしているとき、なんとなく思いついたり、その都度感じたりする雑多なたわいもないこと。

放っておけばこのまま消えていくし、誰にも気づかれないまま、そして自分も、いつか忘れて行く。

そのまま消えて無くなるのもいいのだけれど、もしかしたらそれを書き留めておくと、何かが起こるのかも?と思ったのがきっかけだった。

10年以上経ってみて、特段何も起こりはしない。ただ、書くことが意外と楽しいというのと、先ほど挙げたように、嫌なことが楽しいことに転化して行くことが発見できたくらい。

いや、消えてしまった、というのは、その「何か」なのかもしれない。

オンラインだったら、消えてなくなることはないし、自分のためにただ書いているものが、もしかしたら誰かに響かないとも限らないな、ということでたまたま見つけたのがnote。

今も性懲りも無く、オフラインのノートに、偶に唸り声をボソボソ書き綴っている。個人的にはやはり手書きがいいし、縦書きがいいので、オフラインでのノートが好きだ。

とはいえ、10年続いたら、オンラインのnoteにも何かが起こるのかもしれない。その日を薄ぼんやりと期待して続けてみようかなと。

追記:実はnoteを初めて3ヶ月くらいした頃、片付けをしていたら、偶然手書きのノートたちを見つけました。どうして今まで見つけられなかったか全くわからないくらい、開けてすぐのところに、堂々と置いてあった(苦笑)

見つかったんだけど、見返したり、他の場所に移すのもちょっと気が乗らなかったので、そのまま堂々と放置しておきました(笑)

まぁ、しばらくの間、手書きのノートたちが行方不明だったのも、神隠しにあったのかもしれず(笑)

お粗末なオチがついた「始めた理由」でした。










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