1月29日は「ふくの日」【記念日⁺】
ふくを招く?!名古屋銘菓の焼き菓子も紹介しています。
ふくの日とは?
この日は、株式会社日本アクセスが制定した記念日。和菓子の販売促進企画を進めることを目的に制定されました。
和菓子には、一年を通じてさまざまな季節の食材や景色を取り入れた商品があり幸福な気持ちになれる
そんな思いが込められているといいます。
ふくの日は、毎月29日。
日付は、幸福な気持ちの福を「ふ(2)く(9)」と読む語呂合わせからです。
記念日には和菓子でにっこり笑顔になりたいものです。
ちなみに日本アクセスでは、和菓子の魅力を伝えるための記念日として、毎年2月9日を「大福の日」と制定しています。
参考:日本記念日協会
和菓子の歴史
世界に誇れる日本文化のひとつ「和菓子」。古代人が食べた果物の間食「甲子」が始まりとされています。その後江戸時代に入り、工夫を凝らした和菓子が数多く誕生し、現在食べられている和菓子へとつながってきました。
参考:和菓子の歴史
地域の食材を生かした菓子
古くから親しまれてきた和菓子には、どんな種類があるのでしょうか。
全国和菓子協会によると和菓子の一般的な分類は「生菓子、半生菓子、干菓子」の3つ。菓子に含まれる水分量によって分けられます。しかし現実的には分類が難しい点も和菓子を明確に分類するのは難しいとされています。
素材や道具、職人の技術によってさまざまな和菓子が生まれてきたことから、地域ごとの特色が生かされた菓子が多く誕生し、洋菓子の技術も加わったことで、和菓子の種類が多岐にわたって広がったと考えられています。
参考:和菓子の分類
饅頭の種類は無限大?!
和菓子を代表する「饅頭」には、何種類くらいあると思いますか?
全国和菓子協会によると、饅頭は大きくわけて「蒸し饅頭」「焼き饅頭」の2種類あるといいます。
・蒸し饅頭
「種(皮の部分)」で餡を包み蒸したものです。饅頭の餡は数限りなくあるそうですが、代表的な餡がこちら。
・小豆の漉し餡
・小豆のつぶし餡
・小倉餡(漉し餡にかの子豆を混ぜたもの)
・うぐいす餡(えんどう豆でつくった餡)
・黄身餡
・栗餡
・ごま餡
・柚子餡
・抹茶餡
・味噌餡
そして外側の種も、種類は多くざっと数十種類あるといいます。
・上用饅頭(上用粉)
・そば饅頭(そば粉)
・かるかん粉(もち粉)
・葛饅頭(葛)
・薯蕷饅頭(つくね芋)
・酒饅頭(酒麹)
その他に種の部分や餡に黒糖、きなこ、味噌を混ぜたものなどもあります。
・焼き饅頭
オーブンで焼く栗饅頭やカステラ饅頭があります。地元色を活かした工夫された饅頭が多くあり、全国のお土産品にもなっていますね。
焼き饅頭は蒸し饅頭と比べて日持ちも長めなので、お土産にしやすいのがいいですね。
ふくの日には、和菓子で幸福な時間を過ごしたいものです。
名古屋名物の和菓子
和菓子をアピールする日「ふくの日」にちなんで、地元名古屋名物のお土産菓子をアピールしたいと思います!
・なごやんは、敷島製パン株式会社(Pasco)が製造する、名古屋を代表する焼きまんじゅう。1957年の発売より長く愛され続けているロングセラー商品です。
外側は香ばしく焼き上げられたカステラまんじゅう、中には黄味あんが入っています。
カステラまんじゅうは、薄く焼き上げられ柔らか。口に入れると程よい歯ごたえがあり、ホロっと砕けます。味は素朴な甘さでクセになります。ちなみに、子供のころには、外側と黄味あんを分解して食べていました(笑)。
黄味あんは、優しい甘さ。しっとりとして口どけがいいです。カステラまんじゅうと共に口の中に広がると、水分を足したくなります。たっぷりのお茶や牛乳、珈琲などと合わせると、次のなごやんを口に入れたくなる……。『なごやん』の美味しさはクセになります。
なごやんは、焼き饅頭のため蒸し饅頭と比べて日持ちも長め。お土産にもしやすいです。
東海エリアであればお土産売り場や百貨店、コンビニやスーパーでもなごやんを買えます。またAmazonなどの通販でも販売していました。
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