身体が緊張していると、緊張する人間関係を引き寄せる
緊張するような人間関係を引き寄せやすい人ほど、身体が緊張している傾向がある。
身体を緊張させて、硬直させることで、無意識に心臓(ハート)を守っているので、巻き肩や猫背(あるいはストレートネック)として出る方が多い。
緊張する人間関係を引き寄せやすい人は、
人間関係に緊張しやすい→ストレスを感じる→身体がこわばっている
と思っている人が多いが、
身体がこわばり緊張している→自分らしくいることが心地悪い→緊張しやすい人間関係を引き寄せている
という状態なので、対話型のセッションだと緊張して自己防衛的な態度を取ってしまったり、自分のことを上手に話せないので、身体を緩めることをおススメしている。
だから、むやみに身体をぐいぐい押したり、ストレッチするのではなく、まず優しく丁寧に自分自身に触れることから始めてもらう。
緊張しやすい人は「優しく触れる」ができない人も多く、自分に対する扱いが雑であることが多いからだ。
優しく触れることに慣れてきたら、肩と鎖骨のつなぎ目のところを、優しく撫でたり、ゆすったりしながら筋肉のこわばりを解いていく。
筋肉のこわばりが、ある程度解けてきたら、肩甲骨を動かしながら、優しく優しく肩~肩甲骨をほぐし、肩を開いた状態が「常態」になるようにしていく。
自然に肩が開き、重心が少し後ろの方に乗るのを感じられたらOK。
身体が緩んで緊張が解けてくると、「人間関係とは緊張するものだから、構えなければいけない」という身体反応がなくなってくる。
そして、「自分にとって心地よい人間関係」「緊張のない自分らしい在り方」というものが体感で分かってくるので、合わない人とは自然に距離を置くことができたり、新しく心地よい人間関係を引き寄せることができるようになる。
緊張状態が続いていると、人間関係のみならず、あらゆる場面で緊張を強いるような状態に身を置きやすくなる。
気が付いたらほぐして、緩める―を繰り返すことで、自然に緊張のない心地良い人間関係・環境に恵まれるようになる。
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