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自己紹介のような愚痴

自己紹介するときに、成功体験を語る人と失敗談を口にする人の違いとはなんだろう。わたしは明らかに失敗談の方が多いので、別にウケをとりたいわけではないけどどうにも自虐ネタみたいになってしまっている。ほんとは嫌なのだ。ネタじゃない。でも笑って救いの浮き輪みたいなのを投げてくれる友人は優しいのだと思う。無言よりはいいもんな。

関係ないけど最近単語が出てこない。浮き輪が出てこなくてずっと「プーケット」と考えていた。プーケットって何?どこ?

失敗といえばあの中学に入ったところからがもう失敗で、自尊心とか自己肯定感とかを根こそぎ抉って持っていかれた。中学三年間で失ったものをそのあと20年以上かけてリカバーするなんて誰が思っただろうか。めでたくネクラで対人関係の甚だしく下手くそな女がこの世に誕生したのだった。かわいそうなわたし。そう、その後この「かわいそうなわたし」に20年は軽く支配されていた。

かわいそうな象とわたしかわいそう

若くて苦いよサンタマリア

本気でそう思ってる?と詰問されそうだけど、思春期に考えてたことなんで許して欲しい。クソみたいな教育を感受性豊かな年頃に受けてしまったのが、最初で最後の大失敗だよ。もはや何をされたか細部は覚えてないけど、うらみつらみはなくならないのが不思議だ。


うらみます言葉を空に放り投げ

隕石になりな、良しというまで


隕石を飲み込んだから胃がいたい

ピロリというの生きた隕石

あれから20年胃腸炎を持病として生きてきたけど、ピロリを退治したらけろっと治りました。鬱の過程でもうらみつらみは薄くなってる気がする。いよいよさようならなのかもね。





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