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子どものいたずらはプログラム

こんにちは。こころと子ども研究家ともこです。

子育てをしていて「なんでなの!?」と言いたくなる子どもの行動の数々。。。

どうしてご飯をぽいぽい落とすの⁈

なんで階段降りたのにまた登るの⁈

どうしてなんでもかんでも棚から引っ張り出すの⁈

などなど。

親がうんざりするほどくり返す🥲

あげくに、止めると癇癪を起こしたりする。

もはや、

「あのぅ、イヤがらせですか??」

と言いたくなるくらいのこの行動たち。

なんでなのか?

モンテッソーリ教育を学んで、「なるほどー!」となりました。

その理由とは、

「大人の世界と小さな子どもの世界とでは、

何かするときの【目的】が違う。」

ということ!

例えば、

大人:物を捨てたりするために、落とす。
子ども:物を落としたくて落とす。

大人:目的の場所に移動したくて、階段を登り降りする。
子ども:階段を登り降りしたくて、登ったり降りたりする。

大人:使いたいものを出すために、棚から引っ張り出す。
子ども:引っ張り出したくて、棚から引っ張り出す。

という違い。

小さな子どもは、「行動そのもの」が目的で動いているのでした。

それは、その動きを「獲得したい」という「本能」による「衝動」的なもの。

自分の体を自由に動かせるようになって自立していくための生まれつき備わったプログラムに従って、

夢中で実験と検証をくりかえして、脳と筋肉の回路をつなげていたのです。

特に3歳くらいまでは、そのエネルギーたるやすごいものがあります🌋

まだまだ無意識の領域が多いお年頃だから、本能的で、大人の理屈なんて理解できません。

でも、その頃の自分のことなんてすっかり忘れている大人にとっては、

ほぼ、迷惑行為😅

片付け増えるし、汚れるし、時間かかるし、危ないし。。。

でも、

そんなことで生き生きと楽しめるっていいなぁ

と、うらやましく思う時もあったりします😌

なんか、大人になると、ひとつひとつの行動が当たり前になっていて、

動きを意識してやったり、ただ楽しんだりって、少なくなってるなあ、と。

ある意味、瞑想に近いかもしれません。

そして、目的の動きを獲得したら、また次の動きへと。。。

つまむ、引っ張る、ひねる、落とす、押す、歩く、走る、立つ、投げるetc

プログラムは次々に発動されるのでした(笑)

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