雨に降られたらべちゃべちゃ?それともびしょびしょ?
最近、強い雨がざっと降ったりする。
今朝のZIPで、撥水効果が少なくなり「ベチャベチャになった傘」という表現をしていた。
これは私の感覚なのかもしれないが、「ビショビショじゃない?」と思う。そんな些細な「??」について考えてみた。
ベチャベチャに対するイメージ
まず、「ベチャベチャ」について。これは似たようなニュアンスの言葉として「ベタベタ」を思い出す。
納豆のパックの内側に入っているフィルムを取るのに失敗して、手のひらにくっついちゃうイメージ。
「うわっ!ベタベタやん!」(擬音語は、べちゃになってる!)
ベチャベチャもそれに近いイメージがある。ただ、ベタベタよりは若干ウェットな感じがする。
赤ん坊が離乳食を大胆にこぼして、テーブルの上を手でバンバンする感じ。すりおろしたリンゴとか、おかゆとか(想像)
「もう!ベチャベチャ!」
つまり、少なからず「粘着性がある」イメージなのだ。これより、さらに強いのが「ベチョベチョ」で、こうなったらもう救いようがない気がする。
ビショビショに対するイメージ
これはもうウェットだ。うっかり夕立に降られてしまい、服が肌にくっつくような完全に水浸しなイメージ。
ベチャベチャよりも、粘度の低い、さらっとした液体が沁みこんだり、周囲にたまったりしている感じがする。
国語辞典的にはどうなのか
手元にあった「新明解国語辞典 第四版」には「べちゃべちゃ」は載っていなかった。この辞書は、1994年出版のものなので、「べちゃべちゃ」を今のように使うようになったのは、わりと最近のことなのかもしれない。
「べたべた」はあった。「一面にくっついて、なかなか離れないことを表す」。
「びしょびしょ」は「[水・雨・汗などで]水がぽたぽたと垂れるほどに濡れた・状態のこと」。
まとめ的なこと
「びしょびしょ」って言うほど濡れてないけど、一面に水がしみ込んでいる状態を「べちゃべちゃ」と言うのかしら。
でも違和感があるなぁ。「べちゃ」とか「べちょ」とかいう擬音だと、どうしても、若干の粘度を感じてしまう。
やっぱり、雨に濡れたら「びしょびしょ」だよなぁと思う。
みなさまが、雨に濡れたときに使う言葉を教えてほしいです♪
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