【年金生活】お金を貯める習慣がない私と夫
#お金について考える
結婚して38年間、ずっーと家計簿をつけています。
ただつけているだけです。
1ヶ月の家計の動き、1年間の動きは把握しています。
しかし、お金は貯まりません。貯めようとも思っていません。
死ぬときにお金を残して死ぬのは悔しいではありませんか。
私も夫も今あるお金を貯めることなく楽しく使って暮らしてきました。
老後の貯金は2000万円必要だとか何とか言われたことがありましたが、そんなこと言われても。。。
日本だからなんとかなるはず。
小学校で教わった。
基本的人権の保障
すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活をいとなむ権利を有する。
だったっけ。
幾度となくこの言葉を思い出し、日本人で良かったと思ってきた。
結婚してから、しばらくは私も普通の堅実な奥さんだったのです。
子供たちと日曜日にお出かけして遊んで疲れて帰ってきて、夕飯の支度ってホント嫌なんですよね。
そんな時、夫は
「さぁ、今日はパアッ〜といこうよ!焼肉行こうよ!」
私は
「何でもいいから家で食べようよ。」
と言う。
夫が
「もう、お前はノリが悪いんだから。まったく!」
などと言われ、しぶしぶ焼肉に行くという具合。
野球観戦に行くのに家族でホテルに一泊するとか。
私は反対していたけれど、夫にお前はノリが悪いと散々言われ続け、
そしていつの間にか私もパッパラパーな能天気な夫のペースに染まっていったのでございます。
月日は流れ、子どもたちの教育費にお金がかかるようになり、私もパートで毎日働いていたある日、
子どもたち二人が大学に行っていた頃でしょうか?
クレジットカード引き落とし日に口座の残高がどうしても足りない。
いつもギリギリだったのですが、その時はどうしても足りない。
家中の通帳をかき集め、なぜか引っ越すたびに近くの銀行に口座を作りたくなる私の変な習性のため、口座だけは無駄にたくさんあったのです。残高は少ないけれども。
クレジットカード引き落とし日にありったけの口座から10円単位で出金して、引き落とし口座に入金したら、なんとピッタリ入金した金額で引き落としできたのでございます。
鳥肌たちました。
私は何かに守られている。ご先祖様ありがとう。
そして銀行から帰る車の中でこの歌を大声で歌ったのです。
青い空をながめながら。
金のないやつはおれんとこへ来い
俺もないけど、心配するな
見ろよ 青い空 白い雲
そのうち なんとか なるだろう
ハハハハ〜
あれから、数年経ち、今年から年金生活がスタートしました。
私たち夫婦は相変わらず、のほほんと能天気に暮らしております。
適当に仕事もして、健康で文化的な生活を自力でやっております。
貯金?
貯金は興味ないんで(笑)