28,ガラッと運を引き寄せる!
事実はなに?
『目』が見たものを脳に伝えるという機能を持つツールですが、
私たちは決してダイレクトに「目の前」のことを見ることはできません。
『脳』という優秀な編集者が、編集したモノしか見ることができないんです
そのため目の前で見ているものは、
「事実」と「意味づけ」の2種類によって構成されています。
事故にあった!ついてないな~。
この場合、『事実』は「事故にあった」、
『意味づけ』は「ついていない」です。
彼にふられた。私って魅力がないんだ。
この場合、『事実』は「ふられた」、
『意味づけ』は「魅力がない」になります。
私が大好きな言葉に
『変えられるモノは変える「勇気」と、
変えられるモノを受け入れる「広い心」、
その違いがわかる「知恵」をありがとう』
(インディアンが神におくった言葉)
があるんですが、この言葉になぞらえるなら、
変えられないモノは『事実』で、変えられるモノは『意味づけ』です。
事故にあった。ついてないな~。
事実は変えられません。「事故にあってない」とか言いはじめたら、
それは隠ぺいですね(笑)。
事故にあったのです。
でも「ついていない」という意味づけは変えられる。
「あんな事故だったのに、怪我ひとつないなんて奇跡だ。恵まれている。
守られてる。強運だ!」という風に。
彼にふられた。私って魅力がないんだ。
「彼にふられた」は事実です。
しかし、「魅力がない」かどうかはわかりません。
これを「新しい恋の予感」と意味づけすることもできます。
〈飲み会に2人しかこなかった〉
これじゃ飲み会を企画した意味がないじゃん。
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今日のこの2人としゃべることによって、2年後3年後がまったく変わるとしたらそれは、どんな飲み会だろう?
〈彼女に告白したら、彼氏がいた〉
あ~、悔しい。おれはもうダメだ。
⇓
彼氏がいるということはライバルはたったひとりしかいない。
もし誰とも付き合ってなかったら、地球上の男が敵になるから。
(参考:映画『モテキ』)
というわけで、頭の中がいっぱいいっぱいになって、
動けなくなったら、「事実はなに?」って自分に聞く癖をつけましょう。
そして、その事実によって
「身の回りにこんなにすばらしいことが起きている」
という意味づけをします。
これは日々の練習です!
ゴールまでたどり着くためには立ち止まらないこと。
立ち止まらないためには、立ち止まる原因になる意味づけをやめることです
ガラッとPOINT
「よかった」「ついてる」に言い換える。
~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~