幸せな人間関係を作ろう6
◎我慢や無理はしなくていい
親近感が湧くので、相手との共通点を見つけることは、
良いコミュニケーションにはとても大事ですが、
「いつも同じにしなくては」と思うと、どちらかが我慢をして、
ストレスを抱え込んでしまいます。
一見、トラブルがないように思えますが、
結局は長続きしませんし、本当の満足感も得られません。
それより、お互いを大切に思いながら、率直に思いを伝え合えば、
双方にとって一番良い方法を見つけ出し、
良い気分で行動することができます。
たとえば、あなたは山に、相手は海に行きたいと思っているとしましょう。
もし、どちらかが遠慮して、自分の本音を言わずに
相手に合わせてしまうと、1,2回はいいとしても、
いずれはストレスが溜まって、ギクシャクした関係になってしまうかも
しれません。
でも、もしあなたが「そうか、あなたは海がいいのね。
わかるな、海って開放的でいいよね。ただ、私は今、山に行きたいの」と
笑顔で言ったらどうでしょう?
その結果「よし、今回は別行動にしよう」となっても、
「じゃあ、今回は海にして、次の旅行は山にしよう」となっても、
二人とも互いの思いを認め合い、伝え合って出た結論なので、
さわやかな気分でいられます。
お互いにますます「この人とは本音で話しても大丈夫。
もっと仲良くなりたいな」と思うでしょう。
ときには、どうしても「好きになれない人」がいるかもしれません。
嫌いじゃないし、その人のできているところはわかるけど、
どうしても「ウマが合わない人」というのはいるものです。
でも、それはそれでいいのです。
そういう相手に対しても、じっくり話を聴き、自分の思いを
率直に冷静に語ることができれば、それで充分です。
私たちは神様ではないので、「万人を愛す」なんて、
できなくて当たり前。
相手を好きになれないことで、自分を責めたりしないでくださいね。
~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~
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