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47,ガラッと新しい自分を知る!

かつてない予定

電車の中で
「どちらに行くんですか?」って聞かれて、
「実はわからないんです」っていう人はいません。
でもおそらく『人生』という電車には、
「どこに行くのわからない」という人がいっぱい乗っていると思います。
「新幹線がいい」「地下鉄で行きたい」って手段にこだわる人はけっこういますが、行き先を決めていない人って案外多いんです。
「じゃあ、なんで乗っているの?」
「みんな乗ってるから」ということなんです。

「どんな人生だと自分を喜ばすことができるのか?」
「本当はどう生きたいのか?どうありたいのか?」
私たちは目的を持つことから、輝きはじめます
(目的はどんどん変わっていくものですが、持つことが大切!)。
目的を見つけることができたら、
次は「目標」を立てることになりますが、
「目標は、すごく苦手!」という人がたくさんいます。

なぜなら目標を立てたとたん、気分を凹まされるからですよね。
『輝く女性としてステキな人生を生きる』って決めた。
だからまずはやせたい。
「じゃあ、目標はいつまでに何キロ?」
そう自問自答すると、
「ええ~、そういうのは無理。絶対に続かないもん」
という気持ちが湧いてきます。
「目標」っていう言葉を聞くと、なんでイヤな気持ちになるんでしょう?

それは「やってみるぞ!」って思ったとたん、
同時に、例の「見えない壁=できない理由」が出現するから
ですね。

目標を立てる。その瞬間、いきなり壁が現れちゃう。
みんなこの壁の存在を感じたとたん、達成できる気が全然しなくなるので、
はじめから目標を持たないようになっていくんです。

では逆の発想で…この目標っていうものを
「自分の壁を発見するためのもの」と考えてみたら
どうでしょう?

以前、お伝えしたとおり、
「見えない壁=できない理由」の根元には思い込めがあります。
思い込みとは、これが正しいんだ、こう決まっている、そういうもんだ、
と疑っていないもの。
生まれてから今日まで、さまざまな出来事、親、教師、友だち、
取引先の人の言葉や態度(街ですれ違った人の目つきですらも)などに
よって知らない間に作られてきたものです。

仲良くなりすぎてケンカした⇒『人と仲良くなるのが怖い』
人前で緊張してうまく話せなかった⇒『私は人前で話すタイプじゃない』
体育の時間、跳び箱がうまく飛べず、みんなに笑われた
 ⇒「私は運動音痴だ』などなど。

そのうち、間違って「自分はできる」と思い込んで、できていることもあるみたいですが、それはまったく問題ナシ!(笑)
『ステキな勘違い』が人生を面白くしてくれます。

問題は、いくつになっても「自分はできない」と思い込んだままになっていることが、無数にあるということです
(悲しい勘違いがそうさせています)。

この思い込みさえ変えれば、人生は変わります。

そこで、ちょっと自分に難しそうな、ドキドキする予定を立ててみましょう。
すぐに「できない」という『見えない壁』が現れます。
その壁の根元には「なぜならこうだから」という、
『思い込み』が埋まっています。
その確固たる思い込みを「本当にそうかな?」と疑ってみる。
そしてもしこの世にどんな思い込みでも置いてある『思い込みデパート』
みたいなお店があったとしたら、どんな思い込みと交換したいか?

たとえば…
「来年にはパリに旅行に行こう!」という目標、
「そんなお金はない」という壁、
すると、「旅行なんかに、大金を使うのは無駄だ」という思い込みに気づけたりします。
「本当にそうかな?」
新しい思い込みを、想像してみましょう。
「パリ旅行に行くことで、価値のわかる人間になれる」
「そのパリ旅行のための貯金で金銭感覚を学び、より豊かな暮らしを手に入れる」
「良い体験に使ったお金は大きくなって返ってくる」
お気に入りの思い込みが見つかったとたん、
急に感じ方、見え方、すべてが変わってきます。

目標を立てたら絶対に達成しなきゃ!
そう『思い込んでいる』人は多いものですが、
本当は達成できなくたっていいんです。

本当に達成しようとするから、壁を発見し、思い込みを確認できる。
そして自分を変化させることで、人生を目的の方向へ運ぶことができる。
つまり目標は、「未来を変えるため」ではなく、
「今を変えるため」「自分を変えるため」に持つものなのです。


ガラッとPOINT
ちょっぴり『カンチガイさん』になってみる。


~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~

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