１，ガラッと話の感動が伝わる！

３つあります

なにか思いつくたびに言葉にして、
ちぎっちゃ投げ、ちぎっちゃ投げ、相手にぶつける。
そんな話し方をしていませんか？

伝えたいことを伝えようとしても、相手に伝わらなければ、
ただのオシャベリですよね。

ぱっと思いついて話しはじめる。
それは、設計図がない状態にもかかわらず、
建築を開始してしまっているみたいなものです。

いったいどんなものが完成するのか、自分でもよくわかってないから、
ついだらだらとしゃべってしまうんですね。
会話が盛りがっているようでいて、
実はお互いが一方的なコミュニケーションになっていたりします。

しかし、話がきちんと整理されていて、ぐいぐい引き込まれて、
気づいたら「え！もうこんな時間？」そんな話し方ができる人がいます。

そういう話し上手のひとはたいてい
「先に結論を伝えてから、本題に入っていく」という話し方ができます。

そんな風にしゃべりたい。
けど、それができたら苦労しませんよね。

あるとき、いい方法を教わりました。
それは、話の冒頭に「３つあります」って言うといいんだそうです。

「やっぱり、それ、買った方がいいと思う？」
「買った方がいい！理由は３つあって…
　まず他のに比べて軽いでしょ？それから品があると思うし、
　なにより今しか買えないし」

「その仕事はなにを気をつけてやったらいいですか？」
「気をつけることは多くないですよ。大きく３つです。
　お客様の導線、作業にかかる時間、
　あと報告だけはしっかりお願いします」

「３つあります」と言った瞬間、頭の検索エンジンが動き出し、
自動的に１なになに、２なになに、３なになにって、見つけてきてくれる。

はじめは不安かもしれませんが、やってみるば簡単。
意外とうまくしゃべれる自分にびっくりするはずです。

聞き手の方もそこでぐっと聞き耳を立ててくれるのが見た目でわかるから、
話すこと自体がだんだん楽しくなってくるかもしれません。

授業だったら、先生が「３つあります」と言った瞬間、
生徒たちが一斉にノートを開きますよね。まさにそんな感じ。

相手の反応がいいというだけで、こちらも感動が伝わるような
しゃべり方ができてしまうのが不思議！

ガラッとPOINT
説明する前に、「３つポイントがある」と言ってしまう。

～３０代女性のための心と体の健康アドバイザー～