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「家のにおい」を退治する
見た目と同じくらい、もしくはそれ以上に気になるのは
「におい」かもしれません。
よそのお宅の玄関に通されたとき「あ、○○さんのにおい」
と思うこと、ありますよね。
でも、自分の家のにおいは、住んでいる人にとってはわかりにくいもの。
だから、「うちは、どんなにおいなんだろう。お客様を不快にさえないようにしなければ」と、来客のときはとくに気をつけていました。
同じように感じる人も多いのではないでしょうか。
さて、そんなにおいの原因、いったい何でしょう?
答えは、家の中にたまっている「物」です。
たとえば、衣類や家電製品、本や雑誌・CD類、買い置きの水や消耗品、
オモチャやアウトドア用品…。
家の中には、いろいろな物があります。
家の中にあるそれらの物が空気を淀ませ、においの原因になっているのだそうです。
もちろん物が直接におうわけではありません。
におう理由は次のとおりです。
部屋の一角に物が置いてあると、まずそこで空気が滞ります。
なおかつその部分を掃除しにくくなるので、さらに空気がたまったままに。
その結果、物の周辺にゴミやホコリなどがたまります。
このとき、一緒ににおいのもともたまっていくのです。
それでも風が通れば、空気が動くので問題ありません。
しかし、物が多ければ多いほど空気が滞留することになり、
においはさらにこもっていきます。
この仕組みを知ったときは、衝撃でした。
でも、「なるほど、これで長年の懸案事項が解決する」と、
うれしくなりました。
物の多さと、においは比例する
物が多い家は、においの原因となる空気滞留ゾーンがたくさん存在します。
そして、さまざまなところから集まってきたにおいがブレンドされて
「○○さんちのにおい」が出来上がります。
つまり家のにおいは物の多さに比例し、さらにいえば、
その家の物の多さは玄関のにおいでわかるのです。
においの原因となる物質は空気より重く、下にたまりやすい傾向があります。
ですから、床に物を置いている家は要注意です。
「でも、消臭スプレーで消せばいいよね⁈」と、
物を捨てるのが嫌な人は言います。
しかし、どんな強力なスプレーも、効果が永遠に続くわけではありません。
一時的には香りはごまかせても、しばらくたつと元どおり。
ドアの開け閉めをするたびに、空気が移動して家中のにおいが玄関に
集まっていくことになるのです。
解決方法は2つあります。
ひとつは、物を減らして風通しのいい空間にすること。
そしてもうひとつが、こまめに掃除機をかけることです。
どちらも、気持ちよくくらすために欠かせないことですね。
これで、あのにおいが消えるのなら一石二鳥です。
不要な物を整理して身軽になれば、心が軽くなります。
軽くなった心は、外見にも反映されますから
「最近、いい感じじゃない?」と言われることも増えるはず。
家のにおい退治で素敵な自分に近づくなら、やらない手はありませんね!
~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~