21,ガラッとトラブルから抜け出す!
どうなったらいい?
うわー、どうしよう?大変なことになったぞ。
トラブルは誰もが経験するもの。
そのとき避けるか?解決に向かうか?
もちろん、避けようとすればするほど、問題は大きくなっていくので、
できるだけ早く解決に向かいたいものです。
でも、ほとんどの人はトラブルにぶつかると、
「なんでできないのだろう?」「なんでやめっちゃたの~?」
「なんでみんな手伝ってくれないの?」「なんでこんなことに?」…って
『理由探し』に時間の大半を使ってしまう。
これは、トラブルという得体の知れない怪物そのものに意識を
向けてしまっている状態です。
大事なことはまず、「なにが起こっているのか?」をきちんと把握することですよね。
把握することで『トラブルの半分以上は解決する』とも言われます。
そのためにも、思いつくことをどんどん紙に書き出していくのが
いいと思います。
そして自分に降りかかっているトラブルを、客観的に眺めてみる。
文字にしてみると「案外たいしたことないかも」と思えることも多いです。
その後は、
「状況がどうなればいい?」って自分に問いかける。
そうやって、トラブルの壁の向こう側にある目的地をハッキリさせます。
さらに、
「解決したら、どんな気分になる?」
解決したあとのさわやかな気分を体験してから問題に取り組むと、
解決が早いんです。
つまりこういうことです。
頭の中で今、意識を向けている対象が、
実現して広がっていくようにできています。
トラブルそのものに意識を向けていたら、
頭の中はトラブルで埋め尽くされます。
自分がトラブルばかり意識する癖があると、
毎日トラブルとばっかり出会うようになります。
お金がないお金がないって言っていると『お金がない』に意識が向き、
お金に困る現実を集めてしまいます。
なので不幸な人は、「不幸な出来事に敏感」だとも言えます。
問題に頭を悩ませているとき、ほとんどの場合は、
「解決方法がわからない」のではなく、「どうなりたいかがわからない」。
「大変だ、大変だ」という心の状態で解決しようとすると、
あえて大変な方法を選んでしまうんです。
問題の「出口」をたしかめて、解決したあとの感情を疑似体験すると、
心の風景がおだやかなものに変わり、自然と解決法が現れるもの。
「案外、スルリとできたりして?」とか
「楽しみながら解決する方法があるかも?」とか。
解決の仕方を、自分で選択する余裕も生まれます。
誰もが『か弱い心』を持っていて、
「グッドニュース」と「バッドニュース」があると、
ついつい「バッドニュース」を信じやすいものです。
そのときに「グッドニュース」を選択できる自由が私たちにはあるんだ、
ということを思い出してください。
ただそれだけのことで、たくさんの奇跡が起こります。
ガラッとPOINT
「この状況がどうなったらいい?」を口癖にする。
~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~
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