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良いコンテンツと良いデータ分析の関係性について

バズるコンテンツを大量生産するある人と話をしていた時のエピソード。

私:コンテンツ作成する時ってデータどれくらい見ていますか?

その方:いや、全然見ていないですね。TwitterやNewspicksなどを眺めながら自然と考えています。コンテンツをつくるために、データ集めて分析はしないですね。

まあ、そうだよな・・・

と思うと同時に、マーケティングの仕事(特にコンテンツマーケティング領域)の中で、無駄に長い時間をデータと向き合うことに使っているのではないか・・という疑問がわいてきました。

マーケティングをしていれば、必ずといって良いほど「データと向き合う」仕事が発生します。

デジタルマーケティング領域の仕事では、データは溢れており、全てのデータと向き合っていたら1日が終わってしまいますよね。

マーケターの仕事は、市場や顧客を動かすコンテンツ(プロダクトやサービスを含む)を世の中に出していくことだと思っているのですが、どうしても、目の前にデータがあると、そのデータを見て見たくなる→とりあえず分析してレポーティングして・・・という仕事が生まれる。

データ分析は大切なのは間違いないですが、過剰なデータ分析や、成果に繋がるデータ分析ができていないケースが多いと感じています。

人に依存する「データとの向き合い方」

同じデータを眺めていても、良い仮説を出せる人もいれば、外す仮説を出してしまう人もいます。

データの向き合い方は、「センス」という言葉で片付けられてしまっていることは課題だなと感じています。

センス=言語化ができず、その人に依存した知識。暗黙知とも言われるもの

ここを解き明かしていきたいなと考えています。

分析上手なマーケターは日常的に仮説をもっている

仮説がない中でデータを眺めてしまう症候群に陥ってしまうのは一番良くないと思っています。

市場や顧客を動かすコンテンツづくりで一番重要なのは市場と顧客の心理を想像→仮説を持てていることだと個人的には思っています。

日常から市場や顧客のことを全く考えていない人が、コンテンツマーケティングやるから、データ分析してコンテンツ案考えて・・ということをやっても、あまり成果には繋がりにくいと感じています。

仮説がなければ、どれだけユーザーシナリオをつくったり、顧客をセグメント分けしても、マーケティングの成果には繋がりにくい。

MA(マーケティングオートメーションツール)を導入して失敗するケースは、この市場や顧客への仮説のなさが要因だと自分は考えています。

分析プロフェッショナルの役割

会社を変える分析の力の著者である河本さんの表現をお借りすると、分析プロフェッショナルには下記3つが重要とのことです。

①見つける力 ※問題を発見する力
②解く力 ※問題を分解する力
③使わせる力 ※問題解決に向けた実行につなげる力

この①と②と③の間にある「仮説づくり」はセンスであり、その人の仕事に対するモチベーションも関わってくるため、人に依存してしまうと感じます。

みんなデータの向き合い方どうしている?

・定量データから入るか、定性データから入るか?
・コンテンツをつくる前にデータをみるか?全くみないか?
・どの規模のデータがあればコンテンツ制作に活かせるか?

仮説をつくるプロセスって、皆さんどうしているのでしょう?

いや、こんなのケースバイケースでしょ・・
というのはわかるのですが。

良いコンテンツを生み出す人が、日常で何を考えていて、どんな仮説づくりをしているのかを共有する場をつくりたい!と考えています。

bosyu

もし、ご興味ある方いれば、少人数のミートアップ(最初は飲み会的な感じでも良いかと)をできればと考えています。

データとコンテンツをつなぐお仕事をガッツリやられている上田さんと一緒に企画中!
こんな人募集です!

・コンテンツマーケティングorデータ分析の仕事に関わっている人
・メディア運営に関わっている人
・データ分析もするし、自分でコンテンツもつくる人

ぜひ、マーケターにとっての最適なデータとの向き合い方=市場や顧客との向き合い方について一緒に語り合いましょう!

※最初は少人数でやりたいので、人数は厳選させて頂くかもしれません。

コンテンツマーケティングのセミナー的なものはたくさんあるのですが、データとコンテンツを繋ぐ力は、個人の暗黙知=センスに依存している部分が多く、このセンスは、対話の中でしか共有できないものがたくさんあると思っています。

ということで、ご興味ある方は応募お待ちしております!

良いコンテンツと良いデータ分析と良い仮説を考える参考note

1記事目

デザイナーのTomomi Maezawaさんが公開されていたnoteはオススメです。

マーケターは、デザイナーから学べることが多そう。

良質なコンテンツをつくれるマーケターが持っている力
=
"ある文化に特有のコンセプトを他の文化の人にもわかるよう表現する力"

だなと考えさせられました。

2記事目

顧客インサイトという、マーケターがよく使うけど、使いこなせていないであろう言葉を、非常にわかりやすく解説してくださっているJunichi Nakamuraさんの記事。

3記事目(最後)

りょんさんのnoteには、顧客インサイトの解像度を高めることを起点に、フレームワーク分析や、データドリブンで考えることの関係性が丁寧に読み解かれています!
※先日ランチご一緒させて頂き、熱く語り合えて楽しかったですw

マーケターが磨くべき、洞察力や仮説力とは何なのか?

実践者の方々と対話をしながら解き明かしていきたいと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございました!