ブランド戦略もトレースで学べる-ブランディングトレースのワークシート大公開!-
ブランディングを学ぶとなったら何から学びますか?
・クリエイターの書籍やセミナー
・ブランド戦略の書籍
・フォトショップやイラストレーターの解説本
学ぶ選択肢は無数にありますね。
そして、どの手法も実践できれば効果的だと感じています。
でも、誰もが感じたことがあるのではないでしょうか・・・
結局ブランドって何なの?
学んでみたものの、ブランドは「世界観」のこと?なんなの?
となる方も多いのではないかと思います。
それだけ『ブランディング』は多様な解釈が多く、掴みにくい言葉です。
ブランディングもトレースで学べるはず
ではどうやってブランディングを学ぶのが良いのか?をお伝えしていきます。
結論はトレース(なぞる、写す)です。
型に従って、成功している企業のブランド戦略をトレースすれば、ブランドの全体像を理解できると考えています。
ブランディングトレースとは何か?
『身近』にあるブランドの構造を読み解き、戦略を考える力を鍛えるトレーニング
※マーケティングトレースの姉妹版トレーニング
ブランディングトレースの手順
とてもシンプルです。
トレーニング手順
①テーマ企業を決める
②ワークシートを活用してブランド構造を理解する
③もし自分がリブランディングをするとしたらを考えてみる
ワークシート大公開
誰でも実践できるようブランディング戦略のワークシートを大公開します!
ぜひ活用してみてください!
ワークシートの詳細はこちらをご参照ください。
ハーゲンダッツのサンプルはこちら!
ブランド戦略を読み解く要素は9つに分解しています。
ブランド戦略を読み解く9要素
世界観
①ブランド特徴/歴史
②ブランドビジョン/哲学
③ブランド提供価値
戦略
④ブランドラインナップ/構造
⑤ブランドシンボル/想起キーワード
⑥エビデンス/ファクト(根拠や事実)
戦術
⑦ターゲット(伝える人)
⑧タグライン(伝えるコト)
⑨タッチポイント(伝える場所)
大枠の考え方を整理していきます。
①世界観を理解する(ワークシート上段)
どのようにブランドの世界観や価値観が形成されているかを理解します。
MVV=ミッション・ビジョン・バリューと言われる領域を、そのブランドの特徴や歴史とともに整理します。
トレーニングポイント
愛用しているブランドのミッション・ビジョン・バリューを改めて言語化してみる
②戦略を理解する(ワークシート中段)
ブランドの具体的な構造で、どんな仕組みをもち、どんな想起を獲得しているのかを理解します。
トレーニングポイント
ブランドの構造によって取るべき戦略が変わる
①コーポレート⇄事業⇄商品ブランドの分解
②マスターorマルチブランド戦略の理解
をすることでブランド戦略を理解する
よく言われるトンマナは、自分たち視点ではなく顧客の想起をコントロールすると考えると整理しやすいです。
③戦術を理解する(ワークシート下段)
ブランドが具体的な誰に対して、どんなメッセージを、どのような場所(タッチポイント)で伝えているのかを理解します。
最後に:もし自分がリブランディングをするとしたら?
最後に自分がそのブランドをリブランディングするとしたら?を考えて、より学びを深めます。
自分だったら、このブランドが築いてきた資源を活かして、どんな言葉や、どんな仕掛けをしてブランド価値を上げるか?
自分ゴトとしてブランディングを捉えるためにアイデア出しの問いを入れています。
ワークシートの完成例
ハーゲンダッツのブランディングトレースをケーススタディで行う予定です!シートのイメージは授業終了後に公開できれば思います!
ハーゲンダッツのブランディングトレースはこちら!
Schoo授業ではグラレコ描いて頂きました!
ワークシートのダウンロードはこちらから!
マーケティングトレースとセットでご活用頂くことで、よりブランドの戦略や構造を深く理解できるはずです。
※マーケティングトレースのワークシートはこちら。
ブランディングも、マーケティング同様にビジネスパーソンの教養科目だと思っています。
ブランディングトレースを通じて、たくさんの人が、ブランドを理解し、自分ゴトとして捉え、仕事に活かしてもらえたら嬉しいです!
ご意見頂きながら、型は進化させていきますので、コメントやご感想もお待ちしております!
最後まで読んでくださりありがとうございました🐼🐼🐼
ぜひ、ブランディングトレースやってみたよ!という方は、Twitterやnoteなどでシェアして頂けたら嬉しいです!