マーケティングチームが他部署と上手に協働するためのメモ
コミュニティメンバーから相談をもらった内容です。
多くの組織・マーケティングチームの抱える共通課題だと考えています。
よくある営業とマーケティングの間にある壁
マーケティングと営業の間にどんな課題があるかを整理してみます。
■営業部門が抱えるマーケティング部門への不満
・マーケティングから引き継いだ顧客の見込み度が低い
・マーケティングはお客様・営業現場のことをわかっていない
・追客や進捗入力など、よくわからない依頼ばかりしてくる
■マーケティング部門が抱える営業部門の不満
・獲得した見込み顧客を放置している
・作成した資料やコンテンツを活用してくれない
・営業は目先の数字を追ってばかりで顧客を育成する視点がない
など、お互いの不満から、責任のなすりつけ合いが生まれてしまいがちです。
このnoteでは、マーケティングチームと営業チームの間にある壁・課題の解決方法について書いていきたいと思います。
営業とマーケティングが喧嘩をしないためには、目標設定時に下記2つのことを決められると良いと考えています。
認識のズレが出ないよう、データを根拠に注力セグメントを決めて運用をする
マーケティングと営業で共通目標を決める→評価に組み込む
どちらも言葉にすると当たり前ですが、基本の徹底です。
そして、強い組織の構造を読み解いていくと、基本が徹底できていることが強さにつながっていると思い知る機会が多いです。
1. データを根拠に注力セグメントを決める
最初のポイントは、マーケティングと営業がデータを根拠に話ができる環境をつくることです。
具体的な事例を参考に何をやれば良いのかを整理していきます。