2022年の写真〜記憶に刻んだ10のこと〜 前編
2022年ももうすぐ終わります。
今年撮った写真の枚数を見てみました。
13942枚。
多いのか?少ないのか?人によって受ける印象は様々だと思いますが、僕はここ数年で一番少ない枚数。理由はなんだろうか?。それはさておき、この枚数の一枚一枚には色々な瞬間、記憶、記録が詰まっています。
写真って素晴らしい。
一年を振り返って眺めてみると色々な瞬間が感情の記憶と共に記録されていることに改めて気づきます。
興奮した瞬間。
悲しかった瞬間。
仕事した瞬間。
狙った瞬間。
思いをこめた瞬間。
特に意図せず撮ったふんわりした瞬間。
そして、幸せだと感じた瞬間。
色々な感情が詰まっています。そして写真を見ると一瞬で当時の記憶や感情が呼び起こされます。被写体に変化があったり、僕自身に変化もありますが、ただただ、写真は変わらず毎年撮り続けています。
「2022年の写真〜記憶に刻んだ10のこと〜」
このタイトルを掲げ、2022年最も印象的だった10の出来事に絞り込み、前編、後編に分け、組写真にしてランキング形式で遺してみることにしました。
本年も、沢山の方にお世話になりました。
多くの学び、刺激、応援を本当にありがとうございました。
自分自身チャレンジしたこと、できたこと、できなかったこと。
反省点を挙げたらキリがありませんが
「いいことも沢山あったね」
そう自分に言い聞きかせて2022年の自分を労おうと思います。
2023年もよろしくお願いいたします。
第10位 「空を飛んで俯瞰する」
5月と12月の出来事。住んでいる土地を離れるのも重要だと感じた瞬間。旅は多くの学びと気づきを与えてくれます。ついせまくなってしまいがちな視野が、ぶわ〜〜〜っと急速に空に飛び立って一気に俯瞰したような気になり、今の土地や暮らしが「全体の中のひとつ」でしかないことに気づかせてくれます。「自分はなぜ弟子屈町で、屈斜路湖で、暮らし、仕事をしているのか?」今一度そう考えるきっかけをくれた瞬間。
第9位 「あと少しが遠い」
2月の出来事。想像以上に足がとられ、思うように前に進めなかった記憶。あと数百メートルで頂上、だけどその数百メートルが遠い。タイムアップ・・・。計画していても上手くいかないこともある。準備していても達成できないこともある。そう教えてくれる厳冬期の山でした。厳しい条件の中何か成し遂げるにはさらに緻密な計算と確実さが必要だったりするのでしょう。悔しい記憶。(詳しくはコチラの過去記事をどうぞ)
第8位 「下を見るといいこともある」
7月の出来事。雨の斜里岳。初めていった夏の斜里岳では、足元を見る魅力を教えてもらいました。上ばかり見ることが全てではないよと。周りが見えなくたって、風が吹いていたって。近く、すぐ足元にも綺麗な世界があるんだよと。
第7位 「野生動物と犬」
玄関を開けると、よく出会う野生動物たち。エゾシカ、キタキツネ、エゾリス。そして、その動物たちに本能的に唸り声をあげ反応する犬のカイ。和犬はオオカミの遺伝子が一番濃い犬種のようです。玄関先のすぐそこで「野生」を感じるその瞬間に毎度心動かされます。北海道にオオカミがいる時代にタイムスリップしてみたい。それは叶わないのでせめてアラスカにオオカミを見に行きたい。カイを見ていると時々そう思うのです。
第6位 「二度目の釧路川の旅」
カナディアンカヌーで屈斜路湖〜太平洋まで100km漕いだのが2019年。今年パックラフトで再度行くことに。しかも川湯から歩いて道と川を繋いでみました。源流部から流れ出て、いくつかの町を通過し、湿原域で大地と命を感じ、向かい風にめげずに漕ぎ続けて、海に出た達成感は一生記憶に刻まれる出来事です。川下りは地域を深く知る道です。詳しくはコチラTRAILSの記事にて。
以上、第10位〜6位でした。
第5位〜1位はまた年明けにでも。
それでは、良いお年をお過ごしください。