政治と宗教の関係について
今、安倍元首相暗殺事件に関連して、ある宗教団体が注目を集めています。
私は宗教差別には断固として反対しますし、宗教団体と「関係がある」だけで人を殺すなど、あってはならないことです。
また、宗教団体の政治活動については当然その宗教団体の自由ですし、宗教の目的の一つが世の中を良くすることであることは、宗教法人が公益法人であることからも明白ですから、その為には必然的に政治活動をしなければならない場面はあることでしょう。
ただ、今話題になっている宗教団体の政治活動には気候変動対策や抗原投与問題に取り組むなど評価すべき点は多いものの、安倍元首相も賛同の議員連盟に入っていた日韓トンネル等の政策には、私は賛同できません。
安倍内閣による問題のある政策の一つが『日韓慰安婦合意』であると思いますが、それについても当該宗教団体は教団として賛成の声明を出していたと記憶します。
宗教団体が政治活動を行うのは自由ですが、その場合、必然的に政治活動を行う者として宗教団体の政治活動の内容について批判乃至批評をせざるを得ない場面が出てきます。
信教の自由と政治活動の自由のバランスをとるのはかなり難しいことですが、政治も宗教もどちらも世の中には必要なものですから、全ての国民がそのバランスをとるように努力をするべきであると考えます。
今の日本ではアンチヴィーガンでもある「やや日刊カルト新聞」なる平気でデマを流す媒体がこうした問題に情報を発信しているため、却って話がややこしくなっているところもあります。
私はそうしたデマには流されずに、当該宗教団体を含むあらゆる宗教団体の政治活動には是々非々で望んでいます。気候変動対策や抗原投与問題では当該宗教団体には大いに頑張ってほしいですし、逆に日韓トンネルや慰安婦問題では忌憚の無い批判を加える所存です。
私のFBFにも当該宗教団体の信者はいますが、当然、私のそのようなスタンスは理解されているものと解釈しております。
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