野党分断を煽る勢力により、立憲民主党代表の泉健太先生が統一教会であるというデマが流されている。
すると今度は泉健太先生と倫理との関係を批判するリプが来ている。
実践倫理宏正会は一般社団法人ではあるが、PL教団の前身に所属していた扶桑教の宗教家である丸山敏雄が設立した倫理研究所の分派である。
彼らは宗教団体であるとは私も認識しているが、反社会的な団体ではないだろう。仮に宗教団体としても扶桑教の分派であるから家庭連合とは無関係である。
日本脱カルト協会によると、カルトとは人権侵害を行う組織のようである。ならば同会がカルトであるとはいない。
誰でも彼でもカルト扱いすることで知られる『やや日刊カルト新聞』でさえも泉健太先生をカルト扱いはしていないし、ましてや統一教会信者であるともしていない。むしろその対抗馬が統一教会と関係があるとしている。
もっとも、同新聞も泉健太先生をEM菌との関係で「オカルト」扱いしていた過去がある。
EM菌は生長の家でも農業に用いているから、『やや日刊カルト新聞』の藤倉喜郎氏と鈴木エイト氏にとっては生長の家も「ニセ科学」宗教なのだろう。無茶苦茶な話である。
EM菌の農林水産業への有用性は学術的な研究で証明されており、九州大学教授も参加しているような研究の結果を信じると「ニセ科学」扱いされるようでは、何も出来ない。
他にも野党分断を煽るデマは数多い。
国民民主党代表の玉木雄一郎先生も統一教会というデマを流されていた。
このデマには有田芳生氏も加担している。
もっとも、彼は安倍元首相と統一教会との関係を矮小化していた男であり、見事今回の選挙では落選した。
いずれにせよ玉木雄一郎先生は度重なるデマについて明確な反論のツイートをしている。
当たり前の話だが、いくら玉木雄一郎先生でも3万円で統一教会に買収されたりはしない。3万円で買収されるのであればそこら中で贈収賄事件が発生している。
これについて良識ある有権者は好意的な反応だ。
この玉木雄一郎先生と統一教会の関係の出典は、あの『やや日刊カルト新聞』であった。
『やや日刊カルト新聞』は以前にも「肉食は人間の尊厳そのもの!」というヴィーガンを全否定する論理でアニマルライツデモへのカウンターを行ったり、藤倉喜郎氏が「右翼から左翼と言う極端な変化」を生長の家がしたと言うデマ記事を月刊誌に寄稿したり、と問題のある媒体である。
私も同紙にはデマを流されたことがある。
また、藤倉喜郎氏は冒頭で紹介した日本脱カルト協会の滝本太郎弁護士への誹謗中傷もしている。
藤倉喜郎氏がこのようなデマを平気で流す動機は、言うまでもなく野党分断である。それ以外考えられない。
皆様にはやや日刊カルト新聞に騙されないよう、ファクトチェックを心掛けていただくようお願いする次第である。