Microsoft 365 Copilot: 次世代のOfficeが11月に登場
Microsoft 365 Copilotとは?
簡単に説明すると、これまでのOfficeのソフト(word、PowerPoint、Excelなど)に大規模言語モデル(LLM)とMicrosoft Graphが組み込まれ、作業効率が大幅に向上し、便利になったものです!
1.生成AIとOfficeの融合
生成AIとOffice 365の融合により、これまで手作業やコピペで行われていた資料作成、データ分析、グラフ作成などが自動化されます。たとえば、PowerPointの資料が5分程度で完成するなど、驚異的な進化が実現しています。さらに、資料や素材はMicrosoft Graphを通じて生成されるため、会社内で蓄積されたパワーポイントの資料、売上データ、写真などを手動で検索する手間がなく、自動的に挿入されます。また、Microsoft Designerにも対応予定ですので、資料の著作権についての心配も軽減されます。
2.データ分析と予測
AIの強みはデータ分析と予測です。例えば、過去の売上データを用いて、Excelを使ったりすることなく、来月の売り上げを予測することが可能です。AIを活用した売り上げ予測や市場分析はこれまでにも行われてきましたが、資金力やAIを扱える人材のある大企業に限定されていました。しかし、今回Officeに組み込まれたことで、プログラムを書くスキルを持たない個人事業主や中小企業の方々でも、AIを用いたデータ分析が可能になりました。
3.セキュリティ
Microsoftはセキュリティについても安全性が確保されていると発表を行っています。会社のデータや顧客情報はMicrosoftに収集されますが、他の会社の分析や資料作成には利用されず、Microsoft自身も収集されたデータを利用しません。
4.提供予定日
Microsoft 365 Copilotの提供プラン:Copilotは、Windows11への無料アップデートの一部として9月26日から提供されます。
企業向けリリース日:11月1日
5.まとめ
Copilotのリリースにより働き方も大きく変わると考えています。
上司から「次の会議までに資料を作っておいて。」といった指示は、基本的にAIに任せて、コーヒー飲みながらYahoo!ニュースでも眺めてれば…(笑)
また、大学生の立場から考えると、就活のために、ExcelやWordを使いこなせるよう時間を費やしたり、わざわざお金を払ってMOS検定取ったりしてますが、果たしてそのスキルはこれからの企業にとって必要なのか?って思います。
今後はAIへのプロンプトを正しく書くスキルがますます求められると思うので、今のうちに練習してみてはどうでしょうか?